caguirofie

哲学いろいろ

キリスト史観

#92

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第三部 キリスト史観 第一章 人間という種が変わる 第一節 第三部を始めるにあたって――ふたたび 《蝶は 蛹の時代を思わなくなるであろう》―― 第三部は 《キリスト史観》の直接的な開示です。 《開示》とは いま…

#91

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第六節b まとめ――蝶はもはや蛹の時代を思わなくなるであろう―― 新しい…

#90

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第六節a まとめ――蝶はもはや蛹の時代を思わなくなるであろう―― 理論を…

#89

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第五節b 愛の勝利としてのインタムライスム このきわめて常識的な議論…

#88

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第五節a 愛の勝利としてのインタムライスム 理論の基本的な事項を 前…

#87

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第四節b 愛の勝利を史観する共同主観において 国家はすでに蜃気楼であ…

#86

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第四節a 愛の勝利を史観する共同主観において 国家はすでに蜃気楼であ…

#85

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第三節 《古事記》ないしシントイスムも 愛の勝利を共同主観する 悪魔…

#84

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第二節 蔽いを被るべき女性も 神の国の共同相続人である 女性というふ…

#83

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論) 第一節 愛の勝利が あたらしい共同主観のかたちである 愛の勝利または…

#82

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第六節b 至聖所に入る共同主観は――理論ではなく―― 愛の勝利として栄光がもたらされる かれは 《叫ぶことなく 声をあげ…

#81

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第六節a 至聖所に入る共同主観は――理論ではなく―― 愛の勝利として栄光がもたらされる 《ルカによる福音》によれば イ…

#80

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第五節 《つまづきの石》が第一の幕屋と至聖所とを分ける 使徒ペテロは こう言っています。 〔この主のもとに来なさい…

#79

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第四節b 唯物史観は 至聖所に物質を〔のみ〕置き・見る第一の幕屋である 弱さ・中間性が人間の力によって明らめられる…

#78

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第四節a 唯物史観は 至聖所に物質を〔のみ〕置き・見る第一の幕屋である われわれは 時に われわれが 唯物史観と同じ…

#77

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第三節 シントイスム(神道)は この第一の幕屋である このように見てきたかぎりで ヘブライ人つまりユダヤ人は 日本…

#76

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第二節b 史観は至聖所に入る門であり 理論はその前なる幕屋である さてわたしたちは もろもろの天を通過された偉大な…

#75

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第二節a 史観は至聖所に入る門であり 理論はその前なる幕屋である 史観が 自己の主観形成の過程〔としての人間〕であ…

#74

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第一節c 理論としてのキリスト史観は つねに工事中である 史観が 自己の主観形成として つねに過程であるとするなら …

#73

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第一節b 理論としてのキリスト史観は つねに工事中である これは 傍論ふうに議論するなら いわゆる《我れ考うゆえに我…

#72

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第六章 理論としてのキリスト史観(2――前提をさらに理論化する) 第一節a 理論としてのキリスト史観は つねに工事中である このゆえに 死ぬべき 誤謬と悲惨に満ちているこの生において…

#71

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第六節b 史観の生きる道が 理論の生きる道である ここには確かに あの望楼に立って 現実全体を動きあるものとして その鏡をとおして …

#70

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第六節a 史観の生きる道が 理論の生きる道である この章への補足です。 それは これまでに述べたことから キリスト史観は すでに 全…

#69

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第五節 本書でアウグスティヌスを引くことは 理論としての史観への導入における例示である これまでわたしは アウグスティヌスに拠り…

#68

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第四節 現在の共同主観の到達地点から捉えるべきであって これに例外はない 前節への追加としてなおわたしは言いますが もし死者の復…

#67

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第三節 この理論はやはり 共同主観の歴史的な変遷を捉えることである 《地上の国(共同観念形態)についても わたしは沈黙することが…

#66

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第二節 それではこの理論の基本的な性格は何なにか 次に キリスト史観の理論としての性格は――もはや必ずしも唐突なこととして思われ…

#65

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第五章 理論としてのキリスト史観(1――その前提) 第一節 キリスト史観は歴史理論として述べうるか ここまで述べてきて いまその当否がどうであれ もはやわたしたちの言うキリスト史観…

#64

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第四章 キリスト史観は われわれ人間がキリストに似るであろう史観である 第三節 栄光から栄光へ(3) 肉に従って生きる者は 肉に属するものを考え 霊に従って生きる人は 霊に属するも…

#63

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第二部 唯物史観への批判 第四章 キリスト史観は われわれ人間がキリストに似るであろう史観である 第一節 栄光から栄光へ わたしたちは またもや自己推薦をしようとしているのでしょうか。それとも ある人びと…