caguirofie

哲学いろいろ

わが樅の木の記

№1 

1. 半生の記を書くことになった。わが幼児のころを小説として書いたことがある。 ここから始めよう。 眼(ま)ドルマン α 私が 二歳の時のことです。父は会社から帰ると 丹前に着替えて 火鉢に当たって夕刊を読んでおりました。当時は 戦争が終わってまだ…