caguirofie

哲学いろいろ

キリスト史観

#182

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第二十一章 したがって われわれの《第一の死‐復活‐アマアガリ》の方程式から成る諸三一性過程の総体(やしろ)が 原理的に その模範なるキリストのからだである この表題に述べた観想的な史観の原…

#181

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第二十章b なぜなら 史観の原理的な方程式つまり《十字架上の死‐復活‐高挙》は 人間キリスト・イエスの時間でもあったから 聖霊の時代というのは 《ピリポよ こんなに長いあいだ一緒にいるのに わた…

#180

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第二十章a なぜなら 史観の原理的な方程式つまり《十字架上の死‐復活‐高挙》は 人間キリスト・イエスの時間でもあったから 史観の方程式とその歴史的時間を素描することによって 聖霊なる神の時代を…

#179

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十九章b イエスの《第一の死‐復活‐アマアガリ》というペテロの類型は その第三の基軸から全体的に見ることができる・この経験的な方程式展開にも 聖霊(この愛によってアマアガリできる)が派遣さ…

#178

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十九章a イエスの《第一の死‐復活‐アマアガリ》というペテロの類型は その第三の基軸から全体的に見ることができる・この経験的な方程式展開にも 聖霊(この愛によってアマアガリできる)が派遣さ…

#177

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十八章 イエスの《十字架の死‐復活‐アマアガリ(高挙)》が 史観の原理的な方程式である。しかしペテロつまり人間は 《イエスへの離反という第一の死(罪)‐復活(正しさ)‐第二の死の方向転換(…

#176

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十七章 イエスの《十字架の死‐復活‐アマアガリ》をつうじての聖霊の派遣が 人間の《第一の死(罪)‐復活(正しさ)‐第二の死の方向転換=アマアガリ(裁き)》なる三一性ないしその過程を 明らか…

#175

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十六章 イエスの死〔だから復活〕の後の歴史的時間としての聖霊の時代――聖霊は真理の霊として 《罪〔の記憶〕について 正しさ〔の知解〕について また裁き〔なる愛〕について 明らかにする》―― さ…

#174

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十五章 聖霊なる神の時代 〔第二十八章 51〕 われらの神 主よ あなたにおいて私たちは御父と御子と聖霊を信じます。真理なるお方が 《行け すべての国人に父と子と聖霊の名においてバプテスマを…

#173

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十四章b だからと言って人間は 愛が記憶と知解とから発出するという三一性の中に閉じこもるわけではない。この三一性なる似像を人間は 三位一体に関係させうる。 逆に言いかえると 信憑性のあると…

#172

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十四章a だからと言って人間は 愛が記憶と知解とから発出するという三一性の中に閉じこもるわけではない。この三一性なる似像を人間は 三位一体に関係させうる。 〔第二十七章 つづき 49〕 しか…

#171

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十三章b 聖霊(愛)は父と子とから発出する。この三位一体の似像が 人間・三一性主体である。 むろん この論議は道筋が逆である。神から人間の中へ到来していることで なければならない。前章につ…

#170

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十三章a 聖霊(愛)は父と子とから発出する。この三位一体の似像が 人間・三一性主体である。 〔第二十七章 48〕 しかし あの共に永遠で等しく 非物体的な 言詮を絶して変わることなく不可分離…

#169

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十二章b 人間の受け取った聖霊が 現実である 《つまづかない》かれは なおも《つまづきの石(キリスト)》に属くのである。《八重垣》は この関係性――しかも キリストなる《つまづきの石》は 超越…

#168

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十二章a 人間の受け取った聖霊が 現実である 〔47〕 それでは 聖霊は 御子が生まれたとき 御父からすでに発出したのか それともまだ発出しなかったのか また 子が生まれた後 父と子とから発出し…

#167

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十一章b 鏡からキリスト(三位一体)を見るとき 聖霊を受けよとわれわれは 語りかけられる 〔46 つづき〕 魔術師シモンでさえも 使徒たちに金を差し出して 私が聖霊を与え得るように 《この権能…

#166

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十一章a 鏡からキリスト(三位一体)を見るとき 聖霊を受けよとわれわれは 語りかけられる 〔第二十六章〕 さらに 神なるあの至高の三位一体においては 先づ御子が御父から生まれ 次にこの御父と…

#165

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第十章 人間の三行為能力の一体は 鏡であり この鏡をとおして見るのでなければならない 〔第二十四章 44つづき〕 だから 見られ得るだけ自分の精神を見 また その精神において私に出来る限り 多く…

#164

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第九章 三一性主体なる人間はそれら三行為能力を 三位一体なる神に関係させることができる 〔第二十三章 43〕 したがって ものそのものである三一性と他のものにおける三一性の似像とは別である。…

#163

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第八章 したがって人間は三一性主体である 〔第二十二章 42〕 この三つの能力は人間のばあいのように一つの人格の中にあるとき 誰かが私たちに 《この記憶 知解 愛 の三つは私の有(もの)である…

#162

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第七章 三位一体(神)の似像が人間である 〔第二十章 39〕 この第十五巻で私は聖書に準拠して信者には十分なほど聖霊について語って来たと思う。信者はすでに聖霊は神であること また聖霊は御父…

#161

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第六章 三位一体〔がむろん神なる愛である〕 〔第二十章 38〕 したがって エウノミウス派という異端の父 エウノミウスの詭弁的な論理は嘲笑すべきである。エウノミウスは御言によって万物は造られた…

#160

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第五章 聖霊は愛なる神である 〔第十九章 36〕 かれらは聖霊は神の賜物であると言われるのを少なくとも認めるから かれらに 《聖霊の賜物》という言葉は 《肉のからだを脱ぎ捨てて》(コロサイ書 …

#159

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第四章 聖霊が神の賜物である 聖霊が神の賜物である というほどに この神から来て神である聖霊の宿る〔各〕主観は 共同化されうる。 もしこのことが ごく普通の共同主観(常識)として捉えられず 何…

#158

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第三章 聖霊は神から来て神である 〔第十八章 32 つづき〕 したがって 神から来て神である愛は固有の意味で聖霊であり この聖霊によって 私たちの心に神の愛が注がれ(ローマ書 5:5) この愛に…

#157

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第二章 聖霊なる神が固有な意味で 愛である 〔31〕 だから 聖霊や父ご自身も一般的な意味では知恵であるのに 神の唯一なる御言が固有の意味で知恵と呼ばれるように 父と子も一般的な意味では愛で…

#156

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第四部 聖霊なる神の時代 第一章 神は愛である 〔27〕(原典の節区分) 私たちは この鏡をとおして この謎において見ることが出来た限り 父と子について十分に語った。今や神が私たちに見ることを許したまう限り 聖霊につ…

#155

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第七章 《妻籠みに八重垣作る その八重垣を》 第八節b 《八雲立つ出雲八重垣 妻籠みに八重垣作る その八重垣を》 わたしは 何を見たのであろうか。わたしは なにを見たと きみは言うだろうか。 八雲立つ…

#154

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第七章 《妻籠みに八重垣作る その八重垣を》 第八節a 《八雲立つ出雲八重垣 妻籠みに八重垣作る その八重垣を》 《第十四巻》の最終章は 次のように始められます。 それゆえ 二つの愛が二つの国を造っ…

#153

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第七章 《妻籠みに八重垣作る その八重垣を》 第七節 《妻をこもらせるために》から《妻と共に》へ 《第五章 最終的に死が滅ぼされる》から《第六章 八雲立つ出雲八重垣》そして この《第七章 妻籠みに…