caguirofie

哲学いろいろ

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

#138

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第六章 八雲立つ出雲八重垣 第二節a 八雲立つ出雲八重垣 この節は 前節と同じことですので 表題のごとくしました。 つづいて神的権威(聖書)に拠る前に アウグスティヌスを見てみたいと思います。《神…

#137

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第六章 八雲立つ出雲八重垣 第一節b ふたたび 《新しいエルサレム》 われわれは このように しかも日々 死んでいるのであり 日々 よみがえっているのです。《だから 明日のことは明日 悩めばよいのだ》…

#136

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第六章 八雲立つ出雲八重垣 第一節a ふたたび 《新しいエルサレム》 エルサレムのために平安を祈れ。 《エルサレムを愛する者は栄え その城壁のうちに平安があり もろもろの殿のうちに安全があるように…

#135

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第六節b 《新しいエルサレム》 ヨハネへの黙示は やしろの新しい形態を告げるかのように 《新しい天と新しい地》および《新しいエルサレム》という二段の観想を記します。

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#134

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第六節a 《新しいエルサレム》 《死につつある(死の中にある)》ということが――すでに見てきてもいるように―― むしろこの現在の生であるという意味あいが 《第九章》で…

[rakuten:book:12123447:detail]

#133

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第五節b 《第二の死》とは何か さらにここで 《霊魂の身体からの分離を引き受けた死は 死の一部である》ということ つまりそのような第一の死〔につながるもの〕とはどう…

#132

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第五節a 《第二の死》とは何か 《人が真理のために神を信じ神を讃えつつ死ぬばあいでも なお死は避けるべきものであるかどうかについて 注意深く考察してみよう》と始め…

#131

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第四節 最終的に死が滅ぼされる それゆえ 聖徒らの死は貴い。かれらにはキリストの死がその大きな恩恵のゆえにあらかじめ約束され あらかじめ支払われたのである。かれら…

#130

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第三節b 国家〔の一員〕という死からの再生 しかし――とアウグスティヌスは 神的権威を持って あるいは神の観想に確かに支えられてのように 語り継ぎます―-死につつある者…

#129

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第三節a 国家〔の一員〕という死からの再生 このように この章では アウグスティヌス《神の国について》の中から その第十三巻を取り上げ これに沿って考察しております…

#128

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第二節 なぜキリスト史観か なぜわたしたちはこの文章を引用すべきだと考えたのか――《神の国について》第十三巻第五章は 前節末の引用文につづいて述べている――。いうま…

#127

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第一節b 史観にとって《死》とは何か 身体の死 霊魂(魂または精神)の死 また人間全体の死――その認識――は このような史観に 現在してみちびかれるものでなければならな…

#126

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第五章 最終的に死が滅ぼされる 第一節a 史観にとって《死》とは何か 神は人間を天使のように すなわち罪を犯しても決して死ぬことはないように造ったのではない。けれども 人間が従順の義務を完全には…

#125

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第六節b キリストの再臨 それにしても主よ。御目の前においては 人間の意識の深淵も赤裸々にあらわれています。たとえ告白しようと思わなくとも あなたにとって何か隠れたものが…

#124

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第六節a キリストの再臨 ですから主よ 私がどのような者であるにせよ この私はあなたにとってまったくあきらかです。 では何のためあなたに告白するのかと いま私はいいました。…

#123

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第五節b 神の国 まこと 御身よ あなたは真実を愛したまう。真実を行なう者こそは 光のもとに来る。私はその真実をつくしたい。心の中では御前でこの告白により 多くの証人の前で…

#122

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第五節a 神の国 私を知りたまう者よ 御身(おんみ)を知らしめたまえ。私が御身に知られているように 御身を私に知らしめたまえ。わが魂の力よ 魂のうちにはいれ。この魂を御身に…

#121

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第四節b ふたたび アマテラス語の止揚 この唯物史観は わたしたちは 創られずして創る本性である神にわたしたちが固着することによって成就すると言うのである。唯物史観を 理論…

#120

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第四節a ふたたび アマテラス語の止揚 だから 今後 私たちは――とアウグスティヌスは語り継ぐ―― 神なる三位一体を永遠にして非物体的・不可変的なものそのものにおいて問い求めよ…

#119

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第三節b 三位一体 愛は 身体を基体とする精神〔の秘所〕において 人間存在の核とも言うべき記憶の中にあまづ起こる。記憶の中の愛は 或る形相もしくは視像となっているだろう。人…

#118

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第三節a 三位一体 人が人を あるいは或る美を 愛するならそこには すでに見たように 愛する者と愛されるものとそしてこれら二つを結ぶ愛そのものという三者が 存在します。それは…

#117

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第二節 いわば《神の似像》以後の試練と問い求め ゆえに 《神の似像》とは このように語ってわれわれの内に生きている史観 あるいはこの史観としてわれわれが生きていること自体…

#116

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第四章 神の似像の以後 第一節 スサノヲイスムは アマテラス性を排除するものか 同じく第四章以下を綴ってこれらを第三部としますが すべて随筆とします。前章までで その全体として いわば主張といった…

#115

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第三章 日本人にとってのキリスト史観 第七節b わたしの墜落 この観想を ただしいと見る人も これを 言葉として掲げ 前向きに善処するというよりも むしろ後向きに 自己の経験的な行為事実を振り返るこ…

#114

もくじ→2005-05-13 - caguirofie 第三部 キリスト史観 第三章 日本人にとってのキリスト史観 第七節a わたしの墜落 ですから ともあれ 律法・アマテラス語・人間の理論と実践が あの観想と行為に先行するというわけではありません。また それらは 人間の有で…

#113

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第三部 キリスト史観 第三章 日本人にとってのキリスト史観 第六節 主観という自己の書物 こんなことを書くのは あなたたちに恥をかかせるつもりではなく 愛する自分の子供として諭すためなのです。キリストにみ…

#112

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第三部 キリスト史観 第三章 日本人にとってのキリスト史観 第五節 神の似像とは何か 夜(あるいは 夕べ)の国が 空中のしんきろう閣 すなわちこの地上の国です。しかもその中に 朝の国 神の国が現在します。た…

#111

もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513 第三部 キリスト史観 第三章 日本人にとってのキリスト史観 第四節 キリストとバプテスマ しかし 《神は死んだ》にしろ《神は生きている》にしろ――それらは いづれの表現によっても 《神》じたいについて変化は…