caguirofie

哲学いろいろ

2012-01-01から1年間の記事一覧

純粋理性批判

イムマヌエル老師にちょっとは物言いを言いたい気分になりますね。 ▼ 「両者を確実に区別しうる標徴とは、『それ以外ではあり得ない』という必然を持つことである」。 ☆ 両者とは むろんアプリオリな認識とアポステリオリな認識とのことです。 それ以外では…

或る和解(4)

Schneewittchen 2012/08/15 21:36 そもそも、「被害もすべて自業自得ですか」という問いかけについて、私が「創発」の話を提出したことの意味も分かってないみたいだ。 これについてあらためて考えます。 【Q:輪廻と業によれば 被害もすべて自業自得ですか】…

或る和解!?(3)

あまがっぱさん あらためての書き込み(8月8日コメント欄)をありがとうございます。 この8月8日〔のみですが〕のみなさんの書き込みを読んで きょうあらためてきちんと触れておいたほうがよいかも知れないと思ったわたしの感想やらを書き込みます。そう…

クリナメン

ひとは なにゆえ うつろいゆくことになるのか? なにゆえ うつろいゆく側に心を置いてみようとするのか? その心の片向きは 弱さから来るのか? 思うようにならないことにやけを起こすことからか? ひとと心をかよわすことが出来ずにくじけてしまったからか…

ヒラメキ

一般にヒラメキを得たというとき それは案外 言葉をも伴なっていることがあるようだ。 あるいは 言葉が その一瞬ののち 伴なわれているのを知る。 と言うか ヒラメキと分かったときには すでに何らかの言葉による了解が得られていて やっとそれがヒラメキだ…

永遠の現在

l'éternel présent 過去は 現在における記憶。未来は 現在における期待(予測)。としてあるなら あるのは 現在のみ。 ですから そこへ《復活》を差し込むわけです。 《あなた自身が 涸れない泉となる》といった意味での復活です。 * アウグスティヌスの《永…

風は気ままに吹く

ねたむ神・怒る神。 これは 表現の問題です。 《雪の降る夜はたのしいペチカ》と言うとき くわしく言えば たのしいのは ペチカがではなく そのまわりに集まる家の人たちがです。 《ねたむ神》と言うとき ねたむのは くわしく言えば 神がではなく 神のもとに…

或る和解?(2)

http://schneewittchen.iza.ne.jp/blog/entry/2847361/ ミラーニューロンミラーニューロンと まだ正確なことが分かっていない新説を、例によって、全然まともに理解できてないうちから、ナニかの一つ覚えみたく、自分の言い訳に つごうよく使いまくってる、…

或る和解?

http://schneewittchen.iza.ne.jp/blog/entry/2834126/ さて。 またまた「善悪」のことをテーマに(←これで何度目になるんだか、毎度のリサイクル質問w)、 またまた自説の「公理」ありきの頑として主張を御開陳中の爺さんと、その常連お仲間さんたちへw htt…

エリュトラ海交易史

Sopara( Surpraka )http://www.esacademic.com/​pictures/eswiki/77/​Map_of_the_Periplus_of_the_Eryt​hraean_Sea.jpg

造山古墳、装飾古墳と判明

造山古墳、装飾古墳と判明…石棺に線刻を発見 読売新聞9月10日(月)14時38分 全国で4番目に大きい岡山市の造山(つくりやま)古墳(全長350メートル、国史跡)で、墳丘上にある石棺に線刻が見つかり、装飾古墳だったことが確認された。 装飾古墳としては国…

ことばが肉となった

原罪もヘビも悪魔もまったく別としてですが どうも人間は ややもすると――そ れこそ無常の雨に打たれ 深い海の底にまで連れ去られて行ってしまったかのように ―― どうしようもない〔例によって対象のない〕不安に落ち入り 来る日も来る日 も深く暗い闇の中に…

人間の人間に対する

▲ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 男性の女性にたいする関係は 人間の人間にたいするもっとも自然的な関係である。 だから どの程度まで人間の自然的態度(* 自然児スサノヲの人間語)が人間的(* 品格を重んじるアマテラス人格語 もし…

非知

▲ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 おもえばいままで 最後の親鸞というかんがえに ずいぶん魅せられてきたような気がする。・・・ 〈知識〉にとって最後の課題は 頂きを極め その頂きに人々を誘って蒙をひらくことではない。頂きを極め …

あはれ

☆ (日本語における語の生成の事例)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 音1 音2・・・語例 文法説明 1 ア − : Oh ! 知覚詞(超文条件詞)=知覚文 2 ア ハ : Ah ! 〃 3 〃 ラ : Hum ? 〃 4 〃 レ : Eh ! 〃 5 〃 〃 : that;it 体言(代名詞) 6 アハ レ :…

M の話

● 《mo ・ mu 身(モ ・ム)》からの語の形成 〜〜〜〜〜〜〜 0.mo・mu →モ(身)抜け=蛻け;ム(身)クロ(幹)=骸 1.mo-i > mi 身(み) (《-i》は 多く 名詞形をつくる) 2.mu-ki 向(む)キ (身が移動する意) →muka-hi 向カヒ;muka-he迎へ …

さとり

さと;さっと

ことばそのものに表敬の意味はない

敬語といわれる言葉は その言葉そのものに尊敬や謙譲の意味合いはないということ。 たとえば次の語を取り上げ その起源について分析してみます。 ○ 謙譲語:まかる :[意味](退出する・参上する);[ふつう語] 出づ・去る・行く (1) この語は まづ 次の…

epenthesis

epenthesis 出典:『Wiktionary』 (2012/02/12 12:49 UTC 版)語源 Middle of 16th century: via Late Latin, from Ancient Greek ἐπένθεσις (epenthesis), from ἐπεντίθημι (epentithēmi, “I insert”), from ἐπί (epi) + ἐντίθημι (entithēmi, “I put in”), f…

Habakkuk2:4

Hab 2:4 ¶ Behold, his soul [which] is lifted up is not upright in him: but the just shall live by his faith. 2:4הִנֵּה עֻפְּלָה לֹא־יָשְׁרָה נַפְשֹׁו בֹּו וְצַדִּיק בֶּאֱמוּנָתֹו יִחְיֶֽה׃ Behold, his soul h5315 נפש nephesh [which] is lift…

ひらめき

Q&Aのもくじ:2011-03-26 - caguirofie ヒラメキの位置づけ:ひどっち=ぶらじゅろんぬの定理 (ロゴスの階層 または 《非思考の庭》と《思考の緑野》とのあいだに何があるか) スピリトゥス=ロゴス(α):クレド(非経験のなぞなる非思考の庭):神 ___…

梵我一如!?

★ 何はともあれ、力の生滅を自由にできたり、その原理や法を知れば、サンサーラ(流れ)、つまりは輪廻からは解放​されるでしょうね ☆ けっきょくブラフマン(=アートマン)のもとでは 全知全能のごとく 何ごとをも起こし得るということではないでしょうか…

或る和解のために

amaguappa 2012/08/26 04:08 ブラジュロンヌさん、こちらでははじめまして。 ふと立ち寄ってみました。そして驚いています。まあ、いろいろな意味で驚いています。 リロンさんの言葉、「いじめ」という言葉のことですが、あの人の性分と言い回しでしたらきっ…

エックハルト

閑老人のつぶやき 本について3 http://www1.vecceed.ne.jp/~te1518/hon3.htm 1 上田閑照『エックハルト 異端と正統の間で』 神との合一だとか一たん神を去るとか そういったことは 概念操作である。と考えます。 合一だと思っていなくても 神は手を差し伸…

psalmos 51

Psa 51:17 The sacrifices of God [are] a broken spirit: a broken and a contrite heart, O God, thou wilt not despise. Lexicon / Concordance for Psalms 51:17 51:19זִֽבְחֵי אֱלֹהִים רוּחַ נִשְׁבָּרָה לֵב־נִשְׁבָּר וְנִדְכֶּה אֱלֹהִים לֹא תִבְז…