M の話
● 《mo ・ mu 身(モ ・ム)》からの語の形成 〜〜〜〜〜〜〜
0.mo・mu →モ(身)抜け=蛻け;ム(身)クロ(幹)=骸
1.mo-i > mi 身(み) (《-i》は 多く 名詞形をつくる)
2.mu-ki 向(む)キ (身が移動する意) →muka-hi 向カヒ;muka-he迎へ
3.mu-ki 剥(む)キ (対極相。身の充実の反対概念)
4.mo-gi 捥(も)ギ (同じく。/ k・g /も反出・反定相)
5.mo-si 若(も)シ (《それ自身(mo)である(si)〔とせよ〕》=論述条件)
6.mu-si 生(む)シ (《自身の充実性 の動態》)
7.mo-to 本・元(もと) (身の処。/ t /は不定指示相・隔定相)
8.moto-me 求(もと)メ (上の動詞形)
9.mo-no 物(もの) (身の自己同一性。/ n /=客体の同定相)
10.mo-hara( > moppara) 専(もは)ラ (一身のみ)
11.mo-mi 揉(も)ミ
12.mo-ro 諸(もろ) (身の全体→《両方整った・すべての》)
13.mo-ro-si 脆(もろ)シ (対極相。充実性の反対)
14.mu-re 群(む)レ (身がある・集まる。/ r /は自然想定相・自生相)
15.mu-ra 村(むら)
16.mo-ri 盛(も)リ (身の充実性→杜・森 )
17.mo-ri 漏(も)リ (対極相。充実性が欠ける)
18.mo-ri 守(も)リ (あるいは mo が ma 目・mi 見と共通相か)
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