caguirofie

哲学いろいろ

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 M の話(20)

身 の話 mö :身(=も・む); 蛻(身(も)‐抜け)・骸(身(む)‐くろ(≒殻)) → mö-i > mi ⇒ 身(み) mö-ku > muku :身‐く( k が変化移行の相)⇒向く muk-a- :向か-(未然形=不定相) muk-i :向き(連用形=概念相) muk-ö- > muku- :向く‐(連…

にしなクン よかったら ゆきやまクンに ニートから仕事をするに到った体験を話してやってくれませんか?

 M の話(19)

mirror(鏡)は miru(見る)もの? ma 目 ma-i > me 目 mi-ru 見る mo-ru 守る ma-gu 覓ぐ・求ぐ(もとめる・捜す・尋ねる) これらに対して mirar (ラテン語) 見る mirage まぼろし・蜃気楼 mirror 鏡 miracle ( miraculum )奇蹟 ad-mire 賛嘆する(見…

にしなクン よかったら ゆきやまクンに ニートから仕事をするに到った体験を話してやってくれませんか?

 N の話(8)

ぬ(完了相) 夏は来‐ぬ のヌである。 衣(ころも) 干し‐つ のツ(完了相)と照らし合わせる。 ツは 人為について遣い ヌは 自然過程について遣うと言われる。おそらく ヌの N が あたらしい情況や状態に同定している――つまり 《夏が来ている》というあたら…

 N の話(7)

なれ(慣れ)の話 N の話(4)における (2−1) な=地 からの派生 をあらためて取り上げる。 na 地 は 《な(地)ゐ(居)‐振る=地震》に表われている。 奈良は 《な(地)‐ら(親愛称)》からか? これは の=野→ の‐ら=野良 からの類推である。 この…

philo

http://www.lemonde.fr/culture/article/2012/06/25/les-nouveaux-clients-de-la-philo_1722708_3246.html#xtor=EPR-32280229-

 N の話(6)

子音の N は 同定相および否定相 語例 一般対象の同定 聴覚対象 類似比定 自然環界 否定同定 na 名 音 真-似-ぶ=学ぶ 地(な) な(禁止法) na-ri 也(断定法) なり(伝聞法) ・ ・ na-ru 成る 鳴る ・ ・ ・ na-su 成す ・ 如す ・ ・ na-ku ・ 鳴く ・…

 N の話(5)

同定相から否定相への N の転移 na な(禁止法=否定命令) na-si 無し nu ぬ(否定法) na 名 na-ri なり(断定法) のように同定相をになう N がその対極の否定相にそのまま転移する。いかに? つぎのように説明することにしている。 《留守》という語の意…

 N の話(4)

特殊な《同定》としての N (1) 聴覚対象に同定 na 音 na-i > ne 音 na-ru 鳴る na-ku 鳴く・泣く na-ri なり(伝聞法)〔《そのようだと音に聞く。風評ではこれこれらしい》の意) (2) 自然環界に同定 na 地 na-i > ne 根・嶺(ね)〔み(御)-ね(嶺…

 N の話(3)

に=似 の N は比定相(類似相) ma-na-bu 真‐似‐ぶ=学ぶ ma-ne 真似 ( ne ni-ru 似る に=荷 の N も同じく比定相か? ni 荷:すなわち《似る》が AをBに重ね合わせる様子を持つ。そのかたちから類推して 荷を台に載せるその荷物を言うか? すなわち no-r…

 N の話(2)

な=名 の N は 同定相 na な=名 na-i > ne ね=値 na-ri なり(也。断定法) na-ru なる=成る na-su なす=成す no の=属格 na な=属格:ma-na-ko 目な子=眼; ta-na-kokoro 手な心=掌 ni に=与格 na; na-a な;なあ=念押し法(念を押すのは 同定を…

quantophrenia

quantophrenia, n. Etymology: Undue reliance on or use of facts that can be quantified or analysed using mathematical or statistical methods; inappropriate application of such methods, esp. in the fields of sociology and anthropology.

 N の話(2)

N-G- :《障害の除去》なる意味 (1) / nagi / なぎ =薙ぎ・凪ぎ・和ぎ (切り払うべきもの・波風・ 心の動揺がそれぞれ順に障害ないし邪魔と見做され これを除去する・ これが消滅する というシニフィエとなっている) (2) 《投げる nage-ru 》と《流…

 M の話(18)から N の話(1)へ

M の話から N の話へ な‐み(並み):原義=横に三つ以上のものが凹凸なくならぶ意。 縦に一列にならぶのは ツレ(連れ)という。 ならび(並び):原義=二つのものがそろって位置している意。 こうであるなら そのナは どういう意味か? その子音 N はどう…

 M の話(17)

あやし‐む(怪しむ) あや:あ+や。おどろきの音の表出。 あや-し(怪し):自分の解釈し得ず 不思議と感じる異常なものに心をひかれて アヤと声を立てたい気持ちをいうのが原義。 類義語 クスシは不思議に思うことを畏敬する気持ちをいう。 あやし-む(怪…

 M の話(16)

あやぶ‐み(危ぶみ) あゆ;あえ aye:こぼれ落ちる あや-す;あや-し:こぼす。したたらす あや-む;あや-め(危む):人を殺傷する。 あや‐し‐む:傷つける あや‐ふ‐し(危し):〔崩れそうで〕心にかかる。など。 (原義):物や事が崩れ去りそうで はら…

 M の話(15)

なみ(並み) な:名 な-る:成る な-す:成す な-み:並み もしくは ま-な-ぶ:真-名-ぶ:学ぶ ま‐ね:真似 に-る:似る に-させる:似させる な-み:並み な-ら-ぶ:並ぶ なみ(並み) 原義:横に凹凸なくならぶ意。 縦に一列にならぶのは ツレ(連れ)と…

 M の話(14)

仮想です。 なま(生) な:名 な‐る:成る な‐す:成す な‐ま:生 なまなま-し:生々し なま-る:訛る なま-め-く:艶めく なまめか-し:艶めかし なま-け:怠け

 M の話(13)

かた(形・型) かた‐め(固め) かた‐り(語り) かた‐し(硬し・難し)

 M の話(12)

はらむ(孕む) これが はら(腹)-む という成り立ちだとしたら この む すなわち M は いったい何を意味しようとしているか? 《認定相》と仮定しているのだが。 もと(元・本)-む⇒ 求める? つと〔に〕(夙に)⇒ 努める・勤める 朝早くから事をおこなう…

 M の話(11)

くくむ・ふくむ K と H との子音交替。同じ意味のようだ。 羽-含む⇒はぐくむ(育む) ふく-れる(脹れる。膨れる) ふく-よ-か ふく-ろ(袋) ふく-む(含む) ふく-ら-む(膨らむ) 《含む》の意味の似た語: くく-む に関連して: かご(籠) かこ-む・か…

人間のよわさ

こんにちは。 一例としてそれは 《ゆづること》だと思います。 パスカルでしたかが書いていることを使いますが: 一本の丸木橋を渡ろうとしたら 向こうからも渡ろうとする人がいた。 (パスカルの場合は その相手が 従者をしたがえていたから それは社会的な…

 M の話(10)

いさ・いそ いさ-む(勇む) の いさ は いそ-ぐ(急ぐ) の いそ と同じ語根ではないか? あ と お との母音交替。 いそいそ とした様子を表わしたか? だから いざ! 鎌倉! というときの いざ も同じであろう。 いざ-ない(誘い) も であろう。 いさむ⇒ …

 M の話(9)

日本語における M 。 ゑみ(笑み) ほほゑむ(頬笑む) というように 頬が少し割れることを言ったか。つまり《わ・ゑ》には 《割れる・分かれる》の意味が基礎となっているか。 ゑくぼ(笑窪) ゑぐる(抉る) ゑる(彫る) わる(割る) わらふ(笑ふ) わ…

シリア情勢

Syrie: l'opposition appelle les piliers du régime à faire défection 亡命せよと迫るとのこと。

せのくいさんのコメント

イスラム教の開祖であるムハンマドが、たたえられるべき、という意味なのは驚きました。調べてみれば、意味があるのかもしれませんが、対するキリスト教の開祖?の、キリストや、イエスにも、意味があるのでしょうか。 そうすると、アブラハムと、ムハンマド…

 M の話(8)

日本語における M の話(つづき) 赤→ 赤‐ら‐む 嵩→かさ‐む 春→春‐めく しづ‐か(静か)∽ しづ‐む(沈む) では この《しづ》とは 何ぞいや? しづ[賤] いやしいこと。また 身分の低い者。 ○ しづみ(沈み)・しづか(静か)・しづく(雫)などのシヅと同根…

 M の話(7)

日本語における M 浅い→x 深い→○ 深める・深まる の M 低い x 高い ○ 高める・高まる 熱い x (ただし cf. あたためる・あたたまる) 冷たい x 寒い x 暑い x 楽しい ○ たのしむ うれしい x かなしい ○ かなしむ つらい x はかない ○ はかなむ よわ…

 M の話(6)

サンスクリットにおける M dhar-ma ダルマ は「たもつ」「支持する」などの意味をもつ動詞 (dhR) からつくられた名詞であり 本来は「保持するもの」「支持するもの」の意で、それらの働いてゆくすがたを意味して「秩序」「掟」「法則」「慣習」などを示す。 …