M の話(15)
なみ(並み)
- な:名
- な-る:成る
- な-す:成す
- な-み:並み
もしくは
- ま-な-ぶ:真-名-ぶ:学ぶ
- ま‐ね:真似
- に-る:似る
- に-させる:似させる
- な-み:並み
- な-ら-ぶ:並ぶ
なみ(並み)
原義:横に凹凸なくならぶ意。
縦に一列にならぶのは ツレ(連れ)という。ならび(並び)
原義:二つのものがそろって位置している意。
類義語ナミ(並み)は三つ以上のものが凹凸なく横にならぶ意。
- 作者: 大野晋,佐竹昭広,前田金五郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1990/02/08
- メディア: 単行本
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に(似)
原義:ノリ(似り)の語根ノの母音交替形。
モノの形や性質が 甲と乙と同じように見える意。
類義語アエ(肖)は 別のものの形や現象がそっくり同一である意。あえ(肖え)
原義:アヤ(文・綾)の動詞化。
1.形がそっくり似る。
2.あやかる。或る物に似て それの持つ幸福・幸運をうける。あや(文)
1.(文)物の表面のはっきりした線や形の模様。事物の筋目。
2.(綾)綾織物
3.技巧としてほどこす変化。また 表現上の技巧。