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哲学いろいろ

 M の話(15)

なみ(並み)

  • な:名
  • な-る:成る
  • な-す:成す
  • な-み:並み


もしくは

  • ま-な-ぶ:真-名-ぶ:学ぶ
  • ま‐ね:真似
  • に-る:似る
  • に-させる:似させる
  • な-み:並み
  • な-ら-ぶ:並ぶ

なみ(並み)

原義:横に凹凸なくならぶ意。
縦に一列にならぶのは ツレ(連れ)という。

ならび(並び)

原義:二つのものがそろって位置している意。
類義語ナミ(並み)は三つ以上のものが凹凸なく横にならぶ意。

岩波 古語辞典 補訂版

岩波 古語辞典 補訂版

に(似)

原義:ノリ(似り)の語根ノの母音交替形。
モノの形や性質が 甲と乙と同じように見える意。
類義語アエ(肖)は 別のものの形や現象がそっくり同一である意。

あえ(肖え)

原義:アヤ(文・綾)の動詞化。
1.形がそっくり似る。
2.あやかる。或る物に似て それの持つ幸福・幸運をうける。

あや(文)

1.(文)物の表面のはっきりした線や形の模様。事物の筋目。
2.(綾)綾織物
3.技巧としてほどこす変化。また 表現上の技巧。