2012-06-08 M の話(6) 言語 サンスクリットにおける M dhar-ma ダルマ は「たもつ」「支持する」などの意味をもつ動詞 (dhR) からつくられた名詞であり 本来は「保持するもの」「支持するもの」の意で、それらの働いてゆくすがたを意味して「秩序」「掟」「法則」「慣習」などを示す。 kar-ma カルマ 動詞の「クリ」(kR)(おこなう)の現在分詞である「カルマット」(karmat)より転じカルマンとなった名詞で、「行為」を意味する。 いわゆる業(ごう)。