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哲学いろいろ

 M の話(6)

サンスクリットにおける M

dhar-ma

  • ダルマ

は「たもつ」「支持する」などの意味をもつ動詞 (dhR) からつくられた名詞であり
本来は「保持するもの」「支持するもの」の意で、それらの働いてゆくすがたを意味して「秩序」「掟」「法則」「慣習」などを示す。

kar-ma

  • カルマ

動詞の「クリ」(kR)(おこなう)の現在分詞である「カルマット」(karmat)より転じカルマンとなった名詞で、「行為」を意味する。
いわゆる業(ごう)。