caguirofie

哲学いろいろ

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Oedipe et le Sphinx

En grec le mot Sfigx est un mot féminin et désigne un monstre fabuleux mi-femme mi-lion, généralement doté d'ailes, d'où une préférence pour la traduction de Sphynge, qui permet de distinguer ce monstre grec du Sphinx égyptien, la représen…

#16

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §2 バルカン放浪 * ――または 孤独―― (16) 愛欲の あるいは 性関係の さらにもう少し具体的な事柄を述べておかなければならない。この一連の作品で これまでに具体的に触れたこと…

J.Kristeva

J.クリステヴァさんの思想の営為をめぐって 勝手ながらお便りを差し上げます。お時間を拝借することになりますが よろしかったらお付き合いください。 数年前に 《セメイオチケ 1 記号の解体学》・《詩的言語の革命 第一部 理論的前提》・《記号の横断》・《…

#15

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §2 バルカン放浪 * ――または 孤独―― (15) 〔愛欲・孤独・精神・・・テオドリックの課題。・・・〕 愛欲を 社会的(経済的)な一つの集団としてみるなら 政治経済学のクラスが 問…

un monostique 彼は幸せに免疫でなかった。 deux distiques 私は幸福というものに免疫になろうとして あなたを貪欲に愛し続けたのだ。 あなたに沿って わたしは歩く。 故き墓地にて 紫の毛虫の朝のつゆ知らず鬼百合を喰うわがるりたては 照源寺の 裏山の端の…

照源寺

ville de Kuwana http://homepage2.nifty.com/shogenji/index.html

#14

――ボエティウスの時代―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §2 バルカン放浪 * ――または 孤独―― (14) このようなたくらみ(青春の)を持つテオドリックは 毎日の行軍が ゆううつであるのでも 爽快であるのでも ない。言わば ひそかに あの運命の顔…

/ n /

=同定相//否定相 no-men- DEFINITION: Name. Oldest form *1no(&schwa3)-m, zero-grade form *1(3)-men-. name, from Old English nama, name, from Germanic *namon-. nominal, nominate, noun; agnomen, binomial, cognomen, denominate, ignominy, misno…

#13

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §2 バルカン放浪 *――または 孤独―― (13) たとえば マルクス・アウレリウスは 《自省録 (ワイド版岩波文庫 (77))》の中で 次のように書いている。

川端康成〈神います〉

掌の小説 (新潮文庫)作者: 川端康成出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1971/03/17メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 55回この商品を含むブログ (83件) を見る(引用は 新潮社《川端康成全集第六巻:掌の小説》1969 pp.127−130) 夕暮になると 山…

蟹場温泉

いささか即物的なれど・・・。 秋田県仙北郡田沢湖

#12

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §2 バルカン放浪 *――または 孤独―― (12) まず最初には その前に 叔父ウィディメル隊のほうのその後の消息について触れておくのがよいかと思う。 テオドリックの叔父にあたるもう…

・・・

霜の降りた月面の中から かのじょの薄氷りが立体派を成して 天体への飛翔に傷ついた雲間から 凍土が油彩画を破って 圧し掛かる砂嵐の下から 葉脈を伸ばして 黄道が公転して 鋭角の傾きが 夕凪を引きずる主体の回転を 海流を揺さぶって 少女の偏西風が 春の雨…

千島列島

と偏西風

#11

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §2 バルカン放浪 *――または 孤独―― (11) テオドリックの第二の旅立ちは 結局 早くも 翌々年にやってきた。 サルマチア遠征――そこで かれの《豹変》という 自己の同一にとどまる…

・・・

ヘファイストスの混沌に漿液が鋳られて 母なる海が胎児を浮かべ 褐色の大陸を押し開けて 青い輝きを発すれば 白い島々に 錨が降ろされ 斑鳩(いかる)の群れが 帰ってくる ブリアレオスの葦が母をさまよい 潮流の深みに光る糸を垂れれば 静穏の鐘は明晰を生…

Sicilia

Posta proprio al centro del Mare Mediterraneo, la Sicilia è la più grande isola e culla di tutte le civiltà. Le tradizioni culturali spaziano dalla Magna Grecia, al regno Normanno, agli influssi della civiltà araba. Tutto in Sicilia ancora…

#10

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §1 豹変――または国家の問題―― (10) ・・・と同時に 世界自治の第三の局面 これは 存在しないであろう。もしくは 存在させるべくして 存在することは ないであろう。 これである。…

Cech & Kundera

Její jméno je Jarmila. ( Her name is Jarmila.) ボヘミアの 風の流れて モルダウの そよぐ畔りに スメタナの 旋律(メロディ)眺め 水晶の 山脈(やまなみ)を聞き 褐色の 珈琲(カーヴァ)の香りに チェッコ語(チェティシナ)の チェロの音(ね)美味…

Prague,

Checz Republic view of Charles Bridge

#9

――ボエティウスの時代・第二部―― もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504 §1 豹変――または国家の問題―― (9) 以下 この章への補論として述べたい。 ここでの議論は じつは 本文で 補注のようにして述べてきたところの 階級闘争史観とわれわれとのかかわり…

M.クンデラ

存在の耐えられない軽さ作者: ミランクンデラ,Milan Kundera,千野栄一出版社/メーカー: 集英社発売日: 1993/09メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見る 全〓部のうち 第〓部まで読んだ。まるっきり意味がわからない。 はじめ ト…