BedeutungとSinn
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BedeutungとSinn
Bedeutung 意味
語源 bediutunge(中高ドイツ語)= Auslegung 解釈bedeuten
語源 bediuten(中高ドイツ語)示唆する、理解させるdeuten 解釈する、指し示す
語源 diuten(中高ドイツ語、古高ドイツ語)示す、説明する
原義 民衆(Volk)に理解させる
diuten → Volk → deutsch
Sinn 感覚、センス、心、考え、意味、意義
語源 sin(中高ドイツ語、古高ドイツ語)
原義 Gang(歩くこと)、Reise(旅)、Weg(道)
sinnen(考え込む、思案する)と同系
Bedeutung 記号の概念的内容
Sinn 意味内容、思考(思想)上の内容
日常的な用法から
Die Bedeutung des Wortes 言葉の意味
im engeren (weiteren) Sinne des Wortes その語の狭義(広義)において
bedeutungsvoll 意味のある、重要な、意味深長な
sinnvoll 意義のある、よく考えられた、理にかなった
bedeutungsloss 意味がない、重要でない
sinnloss 意義がない、馬鹿げているフレーゲ
a = b という形式の表現は、a = a という形式の表現とは違う認識的価値を持つ
「明けの明星=明けの明星」は平凡な事実( a priori )
「明けの明星=宵の明星(つまり金星)」は認識
一つの対象(金星)に二つの様態(明けの明星と宵の明星)が付与されている
フレーゲは、表現される対象を、その付与された様態から区別する
「金星」は表現の意味( Bedeutung des Ausdrucks )で、「明けの明星」はその意義(Sinn)
意義( Sinn )を表象( Vorstellung )と混同しないことが重要
Vorstellung は純粋に主観的なものであり、Sinn は多数のものが共有する…だそうです。当を得ませんが。
このあとに、文における Bedeutung と Sinn などの記述があるのですが、簡単には消化できません。また時間があるときに見ておきます。
bragelone
けっきょく:
Bedeutung 記号の概念的内容
Sinn 意味内容、思考(思想)上の内容
ここで つまづきますね。
つまり 《記号の概念的内容》は Sinn ではないのか? と。
あるいは 《思考(思想)上の内容》は 《記号の概念的内容》を用いている。または それと通じている。
と思ってしまいます。
ということは
Die Bedeutung des Wortes 言葉の意味
im engeren (weiteren) Sinne des Wortes その語の狭義(広義)において
なる用法について 互いに入れ替え合ってもよいのかどうか。
代えてしまうと通じなくなるのでしょうか?
der Sinn des Wortes
とは言えないのか。言っても 《 Die Bedeutung des Wortes 言葉の意味 》とは意味合いが変わってくるのか。
あと:
《明けの明星》や《宵の明星》はそれぞれ語であり それらの《意味するところ》は《金星》であるというのが Sinn だという感じがあるんですよね。
《金星》は 《明けの明星》や《宵の明星》のことであるというのは Bedeutung を示したものであると思えてしょうがないんです。
あぁ さっぱり。
感覚が――けっきょく生活感覚において言葉が―― 分からないんでしょうね。
次の用例は けっきょく重なる部分もあると同時に 確かに意味が離れて行く感じもあるようには思いました。
bedeutungsvoll 意味のある、重要な、意味深長な
sinnvoll 意義のある、よく考えられた、理にかなった
bedeutungsloss 意味がない、重要でない
sinnloss 意義がない、馬鹿げている
ナンセンスというのは ジンロスのほうなのでしょうか?
あぁ すみません。たいへん勉強になります。でも 正直に言えばまだ腑に落ちていないようには感じます。
ありがとうございます。
お早うございます。
こちらも開けておきます。
ベドイトゥングと ジンとの違い
かつて推測したことがあるにはあります。
ドイトを ドイッチュと採って けっきょく日本人にとってとして言えば
Bedeutung は 《ヤマト言葉で言えば かくかくしかじかであるというその言葉の持つ内容》としての意味。
Sinn が分からない。けれども 《一般に通用している(誰かの意図や文脈によってあまり変わらない)概念内容》としての意味。
まるっきり思弁的な推測です。
エレミヤ書/ 16章 19節
主よ、わたしの力、わたしの砦/苦難が襲うときの逃れ場よ。あなたのもとに/国々は地の果てから来て言うでしょう。「我々の先祖が自分のものとしたのは/偽りで、空しく、無益なものであった。
20:エレミヤ書/ 16章 20節
人間が神を造れようか。そのようなものが神であろうか」と。
ゼカリヤ書/ 13章 01節
その日、ダビデの家とエルサレムの住民のために、罪と汚れを洗い清める一つの泉が開かれる。
2:ゼカリヤ書/ 13章 02節
その日が来る、と万軍の主は言われる。わたしは数々の偶像の名をこの地から取り除く。その名が再び唱えられることはない。また預言者たちをも、汚れた霊をも、わたしはこの地から追い払う。
土曜日の午前中は 見舞いに行きます。不在になります。
Q&Aのもくじ:2011-03-26 - caguirofie