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哲学いろいろ

ドラゴンズ


落合GMの“二枚舌”に中日内部から批判
東スポWeb 9月27日(日)16時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000011-tospoweb-base



 たすてん先生へ (1)

 《ロゴス》等について:
 ★ ほかにも参照した資料はたくさんあるのですが、全部ドイツ語なのでリンクは張れませんでした。
 ☆ そうですよね。初めから そうぢゃないかなと思い 間違いなくそうしておられると思っていました。
 にゃん_にゃんこさんが同じくで いつもそうされていて資料・データの裏づけを提供してくれていました。わたしは 直感派であり 直情径行マンであります。

 あまがっぱさんから この参考資料を紹介してもらってその時はけっきょく《伸び》がわたしに見込めなかったです。今回少しく書いてみました。
 ロゴスが ピックアップを原義とすることも知っていましたし ハイデガーもこれは割り合い多くの著書を読んだのですが ヘラクレイトスについてもあやふやでしたし 《翻訳不可能性》についてももう覚えていませんでした。なさけなや。

 ハイデガーは わたしにとっては扱いにくい思想です。なるほどそうだと思って読み進むと だいたいそういうことだよなぁと受け取って終わってしまう。応用しづらいと感じる文章であり文体です。それでも全集が図書館にずらりと並んでいたのでそのほとんどを読み継いでしまいました。そうなんだけれど だからどうなんだ? とつねに言っていたように思います。

 ▲ ((齋藤元紀:翻訳不可能性と真理の複数性――解釈学の彼方の《存在の場所論》へ向けて――) 〜〜〜〜〜〜〜
 https://www.hosei.ac.jp/bungaku/museum/html/kiyo/54/articles/m_saito.pdf
 p.34
 むしろ《隠蔽性》と《翻訳不可能性》の《過剰さ》は,
 ロゴスが暴力を孕まざるをえず,
 またそれゆえに解釈もけっして一元化や正統化を主張しえないことの《自覚》を要請するものなのである。
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 ☆ これなどについても 言葉は 世界をその言葉≒概念として・つまりまたシルシとして切り取ったものである。世界なる関係構造からそのひとつの概念だけを切り取って来たに過ぎないし それだけの重みはあるはずだ。――と捉えていれば 言葉の背後の世界についても じゅうぶん顧慮を払っていることが出来る。と思うんですよね。そのように単純化しても よいのではないかと。


 ▲ (齋藤元紀:同上) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 p.33
 詩人は神の知を完全に引き受けることのできぬまま, 直観のうちで引き裂かれ, 翻訳不可能性》に直面する。
 詩人が 「遠くの見知らぬ国へとさすらう」 とともに 「故郷の土地のために故郷の神々を受け入れる」 ように 「国境線」 に留まらざるをえないのも, そのためなのである
 (GA 39, 170)。
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 ☆ ここは わたしの個人的な関心において魅かれた部分です。ただし 異なった見方を持ちます。

 ▼ (R.A.マーカス(Markus):アウグスティヌス神学における歴史と社会〕〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 Robert A. Markus : Saeculum : history and society in the theology of St. Augustine 1989

  △ (アウグスティヌス神の国 19・17) ~~~~~~~~~~~~~~~~
   それゆえに この天の国は地上の国を寄留している間に あらゆる民族からその市民を召し出し あらゆる言語の寄留者の社会を作る。そして 地の国の平和をもたらして保存している習慣や法律や制度の相違には何ら意を用いず それらのうちの何ものも廃止したり 破壊したりせず むしろそれらは異なる民族においてさまざまではあっても 地上の平和という一つの目的をめざしている限り もしも唯一の最高の真なる神が崇拝されるべきだと教える宗教が阻止されないならば これを保持したり追求したりするのである。
   それゆれに 天の国すら地上において寄留している間は地上の平和を用い 死すべき人間の本性に属する事物に関しては 敬虔と宗教とを妨害せぬ限り 人間の意志の結合を保護しかつ欲求し 地上の平和を天上の平和にもたらす。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ・・・〔この地上の国の〕政治の領域は相対的となり 制限され〔ている〕。その制限された領域内でそれは自律している。しかしまさにその自律の中では それ(政治の領域)は天の国の市民の深い関心事である。この・・・強調は 人間の生の世俗的部分に対するアウグスティヌスの極めて円熟した考察の一部であり 二つの国の間にある無人地帯( no man's land =非武装中立地帯)ではなく それら二つが互いに絡み合い もつれて ただ終末論によってしか分離できない現実におけるそれらの時間的生としての彼の《サエクルム(この時世 saeculum )》に対する理解からみちびかれている。
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 ☆ 《詩人》は 欲望をまぬかれているのではなくしかも欲望からあたかも自由であるが それでも・それゆえにも 《国境線》を見ない。《翻訳し得たものごと》と《翻訳不可能性》との間には ノーマンズランド(非武装中立地帯)はないとも見る。おそらく世界を一体として・また全体として捉えているし その直中(ただなか)にみづからが位置している。


 たすてん先生へ (2)

 ★ 私は過激な相手にはいくらでも過激になれますけれど。
 ☆ たのもしく感じました。《哲学は けんかだ》と言っている人間に言われても 何でしょうけれど。


 ★ でも、あまがっぱさんの最終行は、私のことを笑っているんでしょうねえ。まあ、どうでもいいけど。
 ☆ これは 分かりづらいですよね。はっきりしたかたちで聞きたいとわたしは思いました。
 ◆ (あまがっぱ氏) だからつまらない経験をしたり、つまらない理屈、つまらない法則性、つまらない根本原理に見舞われつきあわされる人ほど、自分の内側の声に用心しなくちゃいけない。あはっはっはっ。
 ☆ もし たすてん氏論評だとしますと この微笑みは ちょとつに自分(=ちょとつ)は ここで対話をしていないということを自覚させ切ってからでしょうね。


 ★ 削除と言えば、OKWaveの一番下のレフリーを開くと、ときどきbrageloneさんのスレッドの回答やお礼が出ますよ。
 ☆ これは よう探しませんでした。そのレフリーを開くと 《レフリー資格者ではありません》と出て来ます。

 ★ たこつぼ氏へのお礼が削除される前にもそこに出ました。これはちょっと危ないかなあと思って見ていましたけれど。
 ☆ このところ けっこう投稿が来るのです。最近は がんばってまた返答するようにつとめています。簡略になってしまいますが。


 ★ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 plapotaさんのIDの意味が知りたいと前から思っていましたが、実名の翻訳なのですね。
 ギリシャ語か、ラテン語か、と思って翻訳に掛けたら、
 「プラスチック飲料」「ナンプラー酔っぱらう」と出ました。
 「酔っぱらう」のは納得です。
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 ☆ つい最近 わたしと大喧嘩しました。