caguirofie

哲学いろいろ

回答した。証拠は書き込めなかった。

1 宗教の本質(1)は 人が群れるということです。一般に集団に共通の観念があるという心理の共同で 不安を鎮めるという効果があるとされます。
2 この点を自らの支配欲を充たすために利用したり 商売にしたりするのは おまけです。
3 ただし 個人の信仰ということもあります。信仰の本質は あとの二つの事項と密接につながっていると考えます。
4 生命の正体(2)は あたかも自然科学の知識のほかに 信仰という動態において捉えられると見ます。そしてそこに真の幸福(3)も 実現すると受け取っています。
5 たとえば 人から《背信と忘恩》をこうむったというとき それでも憎悪を超えて 事態の内容を見つめこれを分析し ひとり立って進むことができるちからは 信仰によって得られる生命であり幸福だと捉えます。(A.Smith)
6 このとき たとえば復讐をなすことができないという能力 これも 幸福な人が得ている生命のちからです。復讐心の起こるのを抑えるというのでは必ずしもなく 仕返しをすることができないという能力 これの湧き上がるのは 人間の生命力だと定義します。これは 信仰によって得られるものであり 得られるなら 人は幸福だと思っています。