caguirofie

哲学いろいろ

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

タヂマ・イヅシ アメノヒボコの治水事業

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十六章 継体ヲホド天皇のなぞにかんして 三世紀のウタの構造(歴史知性のあり方) ――最も低いものへの仲介者・最も高いものへの道を阻む者たるあの極めて不遜な霊がより多く支配権を持つような悪徳は 別の道をとおっ…

葛城・竹内

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 (photo=葛城 一言主神社) 第十五章 攻防ののち 継体ヲホド天皇の出現のなぞ ――今まで自分の所有であった者たちを欺き そのアマガケル儀式によってかれらがいわば清められ いな むしろ惑わされ 溺れさせられるように…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十四章 五世紀における河内ワケ政権と三輪イリ政権との攻防 ――かれらは敬虔によって 天使(アマガケル精神)の存在を欲するよりも 高慢によって天使の能力を欲する―― ここで 次の百年つまり 第五世紀を考えて見なけ…

山辺の道

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十三章 ウタの構造としての《ワケ》ないし《タラシ》 ――このような人びとを汚すのは とりわけ高ぶりそのものである―― 《その大后(おほきさき)オキナガタラシヒメノミコトは 当時(そのかみ) 神を帰(よ)せたまひ…

竹内街道&葛城山

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十二章 歴史知性としての《イリ》および《ワケ》と《タラシ》 ――人間は自己の権能を愛するとき 普遍的全体から 普遍性を奪われた私的な部分に滑り落ちる―― さて 縄文人的な歴史知性であった《ケヒノオホカミ》が イ…

竹内街道

             第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十一章 オキナガ氏とタケシウチノスクネとによる河内ワケ政権の蠢動 ――自分自身のチカラによってカミを観想しカミに密接に結合されるほど 浄められ得ると思っている人びとがある―― タケシウチノスクネに先導されてや…

葛城山

             第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十章 《永遠の現在》主義への改宗者・タケシウチノスクネ ――第二の死へおもむく人びとは たとい小部分であっても 生命の木(カミ)に触れ得た人びとである―― 《根子》の時間(労働・生活)の蓄積は その《日子》の時…

気比神宮*1