《わたくし》の語源
○ わ(倭:たぶん→和)
☆ は アウストロネシア(南島)語の 《 orang =人》が《ワ》という
発音にちぢんで用いられたのではないかという空想を抱いています。
○ わ‐つ‐あく: 《人》をワという語で表わす人びと その:
ワ‐の(=つ)‐場(=あく) > わつあく > わたく
そして > わたく‐し
・ 《あく》は 《あく‐離(か)れ》=《こころがわたしの場を離れる》
⇒《あこがれ》のアク。
・ あるいは 南島語族で《 aku 》は 《わたし》の意味の語でもある。
・ 《し》:《それ‐が‐し / なに‐が‐し》のシ。
《が》は《=の=つ》(属格)。
《し》は その人を取り立ててその方向で指し示す。
・ 《つ》:《家(や)‐つ‐子》⇒《やつこ(奴)》。
《ま(目)‐つ‐け(毛)》⇒《まつげ(睫毛)》。