caguirofie

哲学いろいろ

アウグスティヌスの《さとり》

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10102973.html


けっこう抹香臭いのですが みなさんのコメントをうかがいたく。

▲ アウグスティヌスの「上昇の七段階」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
https://blogs.yahoo.co.jp/sabia59_62/53722345.html

1. 畏れ timor Dei

「主を恐れることは知識の始めである。」

箴言第1章7節に説かれている通りです。われわれが何を望み、何を避ける
べきかを命じる主の意志を知ることに向かいます。

2. 敬虔 pietas

敬虔によって柔和になり、聖書の語るところに従います。たとえ理解できな
くても、主への信頼を失わないことです。

3. 知識 scientia
自分がこの世にとらわれており、聖書の命じる神への愛、隣人愛からいかに
へだたっているかを知ります。

知識とは、要するに聖書を読み学ぶことですが、客観的な知ではなく、魂を
鍛えることです。創造主の意志を知るとともに自分のみじめな姿を知り、自
己を嘆きつつ、自己省察へと転換します。

4. 不屈 fortitudo

正義に飢え渇く不屈の段階
変わり行くものへの執着から離れ、永遠なるもの、不変なるもの、すなわち
三位一体の神への愛に向かいます。

5. あわれみの助言 consilium misericordiae

あわれみを持ち、隣人愛を実践していく中で、自己を鍛え、自己を完成して
いきます。

6. 心の目の潔め purgatio oculum cordis

この世に死ぬことで、心の目を浄められ、創造主を眺めることができるよう
になる。

7. 知恵 sapientia

平安に静かに知恵を楽しみとする。

◆ ラテン教父アウグスティヌスに、『キリスト教の教え』という著作があ
ります。その中で説かれていることを紹介しました。

内容はもっと深く広くて、私は、上っ面をなぞっているにすぎません。
かなり詳しく、懇切丁寧に記述されています。
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