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▲ (会話理解、日本人は「聞く」英米人は「見る」) 〜〜〜〜〜〜〜
その結果、英語が母語の留学生は視線を話者の口に集中させるのに比べ、
日本人学生の視線は口元には集まらないことがわかった。
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☆ ううーん。
アガサ・クリスティーのミステリー・ドラマをなお見ているのですが・そ
してそこでは イギリス人の仕草が見て取れるとしたらなのですが
〔演技だからなのかも知れませんが〕 だいたい人びとは互いに顔を近く
に寄せ合って話していますね。われわれから見て あんなに近くに顔を持
ってゆくのかと思います。
そしてやはり相手の目を見て話します。
そういう目で話を聞くと 《視線を話者の口に集中させる》というのは こ
の《実験》の際に そういう仕草が出たということなんでしょうかね。
面と向かってやり取りするとき 口の動きに目をやっているというのは
あまりピンと来ないんですが。
日本人は そもそも 顔や目をじっと見つめながら話をするというのは
あまりないですよね。ちらっちらっと見たりする程度ではないか。
互いに目を見て話すというのは さらに少ない。・・・
以上がまづ気になったことです。
でも わざと深読みするなら あちらは ものごとの真偽にこだわりま
すね。
さらに倫理を加えて 善悪や正邪といった区分が好きなようです。
もしそのクセによると 《聞く》だけではなく《しっかりと見る・見極
める》といった振る舞いに どうしても及ぶ・・・のでしょうか?
それと ガとバとの――つまりは 子音として g と b との――突き
合わせというのは これも気になります。
スペインでは バスク人で フランスでは ガスコン人です。
この / b / ∽(交替可能性) / g / は 少ないかも知れませんが 次
のような 幅広い子音交替の事例があるようです。
/ k; g; / ∽ / w; v; b /
Guillaume ∽ William ; Wilhelm
go; gone ∽ went; basis ( anabasis )
quis; quid; qui/quae/quod ∽ what; who; how; why; where; which
sqwalus ∽ baleine;whale
quick ∽ bios; viva; vita
ちょっと我が田に水を・・・でしたが。
▲ 「マガーク効果」
☆ そんなこと よく考えついたもんですね。