"Vercingétorix
jette ses armes aux pieds de César"
(1899年フランス人画家リオネル・ロワイヤル作。ル・ピュイ=アン=ヴレ、クロザティエ博物館所蔵)
アレシアの戦いにて、カエサル(赤いトガをまとう人物)の軍門に下り、
勝利者の足元に武器を投げ捨ててみせるウェルキンゲトリクス(馬上の人)。
▼(ヰキぺ:ウェルキンゲトリクス) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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§ 1 生涯
20歳前後で族長となり、ガイウス・ユリウス・カエサルのガリア戦争において
それまで統率の執れていなかったガリア諸部族をまとめ上げて対ローマ統一部
隊を組織すると、ガリア各地でゲリラ戦やローマ軍の兵站線の寸断、焦土作戦
などを展開し、ローマ軍を苦しめた。
アウァリクム包囲戦でアウァリクムを陥落させられたが、ゲルゴウィアで反撃、
ローマ軍に勝利した(ゲルゴウィアの戦い)。
しかし、最終的にはガリアの都市アレシア(現在のディジョンに近い地域)に
追い詰められ、ローマ軍に包囲された。突破作戦を決行するも失敗し、部下達
の保全を条件についに降伏、投降した(アレシアの戦い)。
その後、ウェルキンゲトリクスはローマへと送られ、6年間トゥッリアヌムに
投獄された後、カエサルの凱旋式が行われた際に処刑された。
≫カエサルは基本的に敵に回った人間でも処刑することがなかった(蛮族に対し
てもやや基準が厳しいが、人質の倍増で済ますことがほとんど)が、若くして
統一組織のないガリアの諸部族をまとめあげてしばしばローマ軍を打ち破った
彼に対してだけはそうはしなかった。≪
▲(ヰキぺ:カエサル) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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ルビコン川を渡る際、彼は
「ここを渡れば人間世界の破滅、渡らなければ私の破滅。
神々の待つところ、我々を侮辱した敵の待つところへ進もう、
賽は投げられた」
と檄を飛ばしたという。
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