caguirofie

哲学いろいろ

シャンソン・ド・ボードロワ

Chanson d'une baudroie――胎動のころ――


私は深海に沈潜する
外はもはや眼中に置かず
光はもう見るまい
彷徨


あの日
μ光線を浴び
すでにあの日
世界は閉ざされたのだ
闇が深く広がった
絶望の虚妄たること 
希望の虚妄たるに等しい