＃６８
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Bataille de Débora ( Mont Thabor )
Les tribus israélites se rassemblèrent sur le Mont Thabor au temps de Débora. Alors que les cananéens s'étaient réunis à Haroscheth-Goïm (vraisemblablement de l'autre côté de la vallée de Jizreel), Barak mena une offensive avec 10 000 hommes Israélites contre l'armée de Sisera. Il semblerait que l'intervention de l'Eternel en faveur des Israélites eut lieu sous la forme d'une tempête, faisant déborder le Kishon et rendant les déplacements en chariot impossible pour les Cananéens (Juges 4-5).
第三部 ヤシロロジとしてのインタスサノヲイスム
第三十七章b 諸原則の再確認
――アウグスティヌス 資本形成の推進力を語る――
ここでは さらに《諸原則》を取り上げて見てみることが 基本である。
〔§３３−１〕人間は 社会的動物として 市民＝スサノヲである。
この第一原則の中に インタスサノヲイスムおよび そのまま ヤシロロジ〔の視座〕が存在するのでなくてはならない。
〔P（命題）−１〕人間は 社会的動物である。
〔P−２〕人間は 社会的動物として自己を認識して生きる理性的動物である。
〔P−３〕社会的動物は 市民として 生産および自治を 分業＝協業して 生きる（§３３−４）。
〔P−４〕理性的動物は スサノヲとして やしろの《まつり》に参加している。
〔P−５〕《まつり》が スサノヲの共同主観である。
〔P−６〕《まつり》なる共同主観は やしろの霊的なインタスサノヲイスムと 経済的な分配（供え物＝生産物のまつり）とから成る（§３３−６）。これが 市民である。
〔P−７〕この《理念型》としての市民が 人間の自然本性（神の似像)である。
〔P−８〕神の似すがた〔としての人間〕には 性は存在しない。（三位一体論１２・７・１２）
〔P−９〕人間が 神の似像において歩むとき やしろの資本形成の推進力（愛＝キリスト）が 駆けたまう。（人間は これを欲し 時に走らなければならぬ）。
〔P−１０〕《似像》というのであるから 《愛》である神（やしろのふところ）と人間とは はなはだしく不類似である。
〔P−１１〕人間は この愛＝真理を 神の似像（自然本性)において 分有する。
〔P−１２〕人間は もともと 自然本性を有する者として やしろ人（インタスサノヲイスト）である。
〔P−１３〕もともとインタスサノヲイストである人間が ヤシロロジストとして立つとき かれは やしろのまつりから出発している。
〔P−１４〕ヤシロロジストとしてのインタスサノヲイストが やしろ資本の推進力なる愛すなわち神を 見まつる（§３３−４３・４４）。
〔P−１５〕これを 霊的な共同主観と言おう。
ところが
〔P−１６〕やしろの《まつり》が 《まつりごと》となった。（やしろが S圏のほかにA圏を持ち始め 両圏が分離しはじめた（§３３−１８ / ２２）。やしろが ナシオンによって統合された（§３３−２５〜２８）。）
〔P−１７〕中央A圏からする《まつりごと》が ヤシロロジであると錯覚された。
- アダム・スミスのヤシロロジのそのような一側面が 拡大されA語普遍化されるようになった。《われ考えるゆえに われあり》の《コギト（われ考える）》が 共同主観ではなく 主観の・あるいはA語客観のだが そしてその意志・愛（ discipline ）のではなく その論理分析的な知解（科学 science ）の行為事実だと 錯覚された。もっぱらのA者が 愛のアマアガリの目標であると見なされるとともに 人間の中でそのA者性＝精神が 不当に重んじられるようになった。だから 身体を重んじよというのではなく 精神は そこにおいて霊的な共同主観を見る人間性ではなく それをとおしてアマアガリをおこなう人間性であると考えなければいけない。
〔P−１８〕市民が 神（やしろ資本力）の似像であるが A圏の公民は この似像のそのまた抽象普遍的な似像である。
〔P−１９〕公民性・アマテラス者性は すでに 市民・スサノヲの内に存在する。
〔P−２０〕まつりごと（九重・スーパーヤシロ）は まつり（八重垣・スサノヲシャフト）の蔽いである。
〔P−２１〕S圏の資本（人間関係・愛）が A圏からするくにやしろの資本となるとき――それに譲歩しっぱなしになるとき―― そのナシオナリスムとともに まつりごとなる蔽いは 共同観念・共同幻想つまり蜃気楼閣となる。
〔P−２２〕ヤシロロジは まつりの中にあり まつりごとのヤシロロジ（A語論理科学 また それゆえに 情緒アマテラス語理論）は しんきろうの上に立った仮象ヤシロロジである。
〔P−２３〕仮象ヤシロロジが くにやしろ資本（またその主義）とナシオナリスムとともに その共同観念として スーパーアマテラシスム（観念の帝国）を打ち出す。
〔P−２４〕このスーパーアマテラシスムに対抗して しかもA語仮象ヤシロロジに立って スーパースサノヲイスムが 時に 打ち出される。
〔P−２５〕 スーパーアマテラシスムとスーパースサノヲイスム〔との両種の資本主義的行動の対立〕は たがいに談合をはかる場合がある。
〔P−２６〕インタスサノヲイスムの歴史的系譜（しばしば見えざる力であった）の中から 上のくにやしろ資本主義に対抗して プロレタリアティスムが打ち出された。
〔P−２７〕プロレタリアティスムは 社会主義というほどに はじめのヤシロイスムに立っている。
〔P−２８〕だが それは インタスサノヲイストの解放を インタスサノヲイスト自身の内なるアマテラシスムの解放にではなく 外なるアマテラシストまたはA圏の打倒に しばしば限定して問い求めた。
〔P−２９〕はじめのやしろ資本の解放は スーパーアマテラシスムの欠陥（仮象による本体への侵略）を取り除くことによってではなく この欠陥を――したがって このもっぱらのアマテラス者その人びとを――癒し その自然本性を回復させることにある。
- これを 人間性の回復と言うと少しちがう。アマテラス者も 人間性に立って行動しているのであり――また 最初期には このアマテラス圏という第二階（スーパーヤシロ）を築くときには スサノヲらから信頼を勝ち取るために 猛烈に（少なくとも表立っては）人間性をつちかった―― しかもその転倒を――それは かれらの内なるやしろで行なわれているのだが その転倒を―― ただすのである。
〔P−３０〕一般に もっぱらのアマテラス者（社会科学主体当事者）は S圏の意向に長期的には おおむね 従っている。
〔P−３１〕このように A−S連関体制なるくにやしろ資本主義の中にも はじめのやしろ資本の推進がおこなわれているのであって そこへ その力を まわりまわって阻む者は もっぱらのアマテラス者の予備軍が打ち出すスーパースサノヲイスムのやり口である。
〔P−３２〕A者予備軍は はじめのインタスサノヲイスムを スーパースサノヲイスムに仕立て上げ それによって 先取りする。（ただしく先取りするかは 微妙である。一般に 確信の問題として言えば かれらは 自分のスーパースサノヲイスムが 真理にもとづいていて欲しいというかたちで 先取りする）。
かれらは 神を暗示させ これを説く。自然本性を 仮象として心得ているからだ。社会経験としてのくせ・習慣さらに人間類型を エートスと捉え これが 本体だというように 心得ているからだ。ただ 人間性なるものを――仮象としてというほどに―― もっぱら精神において心得ている。精神主義が 仮象と本体とを転倒させているのだ。
〔P−３３〕もっぱらのA者の自然本性を回復させるインタスサノヲイストの運動は このA者予備軍のやしろにおける解放の中にある。（→インタムライスム§３３〜§３８。《S圏連合主導‐A圏》連関制§３３〜§３９など）。
- ちなみに 梅原猛は やしろの外に追いやられ しかも自らもそのように外に位置しようとしたことがあるかに思われるアイヌ人問題を取り上げる。性急に結論づけるなら これは やしろの外にいわば《夕鶴つう》をあらたに再生産しようという感じを与える側面を持つ動きである。わたしたちも 日本人によるアイヌ人の差別・虐待の歴史を否定しないし 否定すべくもないが アイヌ人問題の解決も 人間の精神＝A者性領域の単独の拡大深化によってではなく 言いかえるといわゆる人間性の回復を客観A語によって主張することによってではなく 人間性の内なるやしろ構造の・あるいは内なる方程式の 回転によって可能となると考える。それは 同じく 人間性の精神的回復を叫ぶ声が 解放されることによってである。さらに言いかえると いま このいま 叫びは解放されるのである。かたちあるものに希望を置いてはならない。（そのように 具体的なものごとを願っていけないという意味ではない）。かたちあるものは すでに希望ではなく 保守である。保守の側に回っている。
（つづく→2007-03-02 - caguirofie070302）
