caguirofie

哲学いろいろ

愛は

愛は おそれを知らない。愛のあるところに おそれはない。しかも 相手に自分勝手な欲求をぶつけているだけではないだろうかという清らかな不安を感じ 相手に対する単なるおしつけの愛になってはいないだろうかという清らかなおそれを つねに 持っている。


ここまでが 人間能力としての理性のできることである。この領域を超えては みこころのままにという祈りになる。


きよらかなおそれは あなたに 決してくじけない弱さを与える。崇高なしなやかさを身につけさせる。


このこちらの方のおそれは 愛のないところには無い。単におそれを知らないことは 愛がなくても起こりうる。