文献資料その他
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天譲日天狭霧国禅月国狭霧尊
2005-07-29 - caguirofie050729の記事を承けて。
卯の花を腐す長雨の始水に寄る木糞なす寄らむ子もがも - 久遠の絆ファンサイト はてなに教わると
物部伝承の当初よりのものだったのか もう少しあとのものなのか そこらへんは少し疑わなければならないかもしれませんが それを物部氏自身が祀った神社もないということは のちになっての観念上の神だったかもしれないということです。
(鎌田純一:日本の神々―『先代旧事本紀』の復権 p.108)
3.古事記の天之狭霧神・国之狭霧神を合わせて作ったか(国史大系本の傍注)。
《旧辞本紀は包容主義で ただ何処かから聞いた神様を入れただけの可能性もあるけれど》(要旨)というのは 《狭霧》についてそうであるかもしれないと思われる。あるいは《天之 / 国之》というところが 疑われる。
おそらく そのとき ユヅル(譲・禅)という言葉を用いた所に 思想性が見られるのではないだろうか。《天譲 / 国禅》 これは 飛躍して解釈すれば 二階建て社会の第一階も第二階も ともに互いに民主主義で行こうと言っているようである。ただ 何で 狭霧なのだろう?(天地開闢の状況ゆえなのだろうけれど・・・)
浦木裕先生 我非常感謝您。