スサノヲくんの人間論
1. 《知性》のあり方を三つに分類した人間論です。
−1:原始心性=《ヨリ(憑り)》:世界への憑り
アニミズム&シャーマニズム
世界との未分化にして一体性
寄り憑く状態が つねなるかたち
0 :歴史知性=《イリ(入り)》:世界の内への入り
未分化状態を時間(生死)の自覚がやぶった
《世界‐内‐存在(インデアヴェルトザイン》
+1:超歴史知性=《ヨセ(寄せ)》:世界を寄せる
世界のお二階(メタ・イリ;スーパー・イリ)
から 《ヨリ》を束ね(ファッショ)《イリ》
をも 社会力学上(政治的に) 寄せる。
マツリゴト人。
2. わが日本の歴史にあっては 次のように見ることを仮説としています。
ヨリなる原始心性:縄文人
イリなる歴史知性:弥生人から始まって ようやくその時代の終わり・つまりは
そして古墳時代の始まりにあたる300年ごろからを当てる。
これは やまとの三輪市政であると見る。
崇神ミマキ《イリ》ヒコイニヱのミコトと市民オホタタネコ
の共同自治に始まる。
ヨセなるスーパー歴史知性:400年ごろより。
カフチ(河内)の応神ホムダワケとその母・神功オキナガタ
ラシヒメの登場による。
聖徳ボンクラ太子らは 隋に送った書簡ではみづからをタラ
シヒコ(多利思北孤――北は比のエラーと見る――)と名乗
ったらしい。
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