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哲学いろいろ


transcendent

  1. surpassing usual limits
  2. beyond the range of usual perception
  3. free from constraints of the material world

transcendental

https://en.wiktionary.org/wiki/transcendental#English

  1. (philosophy) Concerned with the a priori or intuitive basis of knowledge, independent of experience.
  2. Superior; surpassing all others; extraordinary.
  3. Mystical or supernatural.
  4. (mathematics, number theory) Of, or relating to a number that is not the root of any polynomial that has positive degree and rational coefficients.

transzendentとtranszendentalの対義語を調べたい

transzendentの対義語はimmanentで良いでしょうか?
transzendentalの対義語はempirischとかでしょうか?

以下の資料により 次のごとくだと考えられます。

・ transzendent  ←→ immanent (=英・仏))
・ transzendental   ←→ terrestrisch (英:worldly; 仏:immanent・empirique)

☆ 仏語に見ると:
★ transzendental の対義語は empirisch
☆ が考えられるかと思います。
     *

▲ (ヰキぺ:超越) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A

§ 超越(ちょうえつ)とは、
1. 普通の程度を遙かに越えること、または、
2. ある物が別の高い次元にあること
を表す語彙・概念である。

ここでは後者、とりわけ西洋の神学や哲学(形而上学)における、特殊な
用法としての「超越」(transcendence)について解説する。

§ 概要
3.=2. 神学や哲学(形而上学)で用いられる概念としての「超越」
(transcendence)は、
3−1. 例えば神が現実世界の外にあるとか対象が人間の意識とは独立
に存在するという考え方である。
・ 対義語は「内在」(immanence)。

3−2. スコラ哲学においてはアリストテレスの10範疇の内に包摂され
ない存在の属性の事をさし、また
3−3. カントは可能的経験を超える物、すなわち感性的な直感の対象
となり得ないものを超越と考えた


▲(ヰキぺ:超越論哲学) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A

§ 概要
4. カントによれば、哲学とは「全ての哲学的認識のシステム」であり、

4−1. 超越論的とは、先天的〔アプリオリ(a priori)〕とは異なり
「如何にして我々は先天的認識が可能であるのかその可能性と根拠につい
ての問う認識」のことであり、

4−2. 超越論哲学はまさにこうした根拠を問う哲学であると言ってい
る。

5. ちなみに、「Transzendence=超越」から派生した形容詞は、
「Transzendental=超越論的」と「Transzendent=超越的」の二種類が
あり、混同しやすいが、意味合いは似て非なるものである。

5−1. 超越論的な認識とは、われわれが一般に対象を認識する仕方に
関する一切の認識を意味し、

5−2. 超越的原則とは、制限を踏み越えることを命じるような原則を
意味する。

▲ (Deutsches Gegenteil von "transzendental")〜〜〜〜〜〜〜〜
http://gegenteil-von.com/transzendental/de/

terrestrisch

・ 英語:worldly
http://gegenteil-von.com/transcendental/en/
・ 仏語:immanent ou empirique
  http://www.cnrtl.fr/definition/transcendantal
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17. 
▲ (カントの神論〔の方法〕) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
要するに思弁的理性から 経験を超越して認識すると称する越権を奪い去らぬ
限り 私は神 自由および不死〔霊魂の〕を 私の理性に必然的な実践的理性
使用のために想定することすらできないのである。
(カント:純粋理性批判 第二版序文 XXX 篠田英雄訳 上 p.43)
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☆ 18. 神という超越的なるものを 人間の理性で思考するなら――人知
を超えているものを相手にしているからには―― 《思弁的》で 勝手な想像
と成らざるを得ない。

19. これは 《越権》を承知でおこなうものである。

20. この越権行為としての思索や想像は 何も《経験を超越する》とは称
していない。そうは思っていない。人知は及ばぬと承知している。

21. その上で――きよらかなおそれをもって 顔を赤らめながら―― そ
の何らかのかたちの認識に到る道にすすむ。というのが 越権である。

22. じっさい 哲学は 出来るだけ経験合理性にもとづくという根性をも
ってコトに当たっている。人知が《経験を超越する》などということがあり得
るとは思っていない。

23. 《理性および感性》を超越している対象(=非対象)であると承知し
ているのだから しかも――哲学は欲張りでどこにでも首をつっこみたくて仕
様がないので―― この非対象なるナゾについて 大いに《想定》をおこなう。

24. じじつ ただ《超越的》だと言うだけではなく 《人間の能力と努力
とでは 知り得るか知り得ないがが知り得ないナゾ》――つまり これを《非
知》とよぶ――と言ってこれを想定し あとは仮説法にしたがえば済むことで
ある。

25. 神論として成り立つはずである。
【Q:神論の決定版です:一般および個別絶対性理論 ならびに特殊絶対性仮説】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9855631.html

26. イマヌエル〔イムマ(= with )‐ヌー(= us )、エル(= God )〕
くん へまをやっちゃった。