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日本古代
アマテラスをおのが家系のみなもとであると想定した思想は 次の《心性ないし
知性》の区分によると 《+1:超歴史知性》のしわざであると考えられます。
○ 《心性ないし知性》の分類:
−1:原始心性=《ヨリ(憑り)》:世界への寄り。
アニミスム&シャーマニスム
世界との未分化なる一体性。
0 :歴史知性=《イリ(入り)》:世界の内への入り。
時間的存在の自覚。《世界‐内‐存在》。
+1:超歴史知性=《ヨセ(寄せ)》:二階(お上)から世界を寄せる。
《ヨリ》を束ね 《イリ》をも 社会力学上
(政治的に=マツリゴトとして) 寄せる。
☆ われらが日本の歴史に合わせては時代を次のように仮説しています。
ヨリなる原始心性:縄文人
イリなる歴史知性:稲と鉄の渡来した弥生人から始まって ようやく
その時代の終わり・つまりはそして古墳時代の始まり
にあたる300年ごろからを当てる。
これは やまとの三輪イリ政権であると見る。
崇神ミマキ《イリ》ヒコイニヱに始まる。
ヨセなるスーパー歴史知性:400年ごろより。
河内の応神ホムダ《ワケ》とその母・神功オキナガ
《タラシ》ヒメの登場による。
この河内タラシ・ワケ政権が アマテラスを持ち出
して来た。神功(じんぐう)オキナガタラシヒメが
《神を〈帰(よ)せ〉たまひき》だとか。
国として二階建ての構造が出来上がったのは 継体
ヲホドあたり(500年ごろ)からだと見られる。