caguirofie

哲学いろいろ

#4

――遠藤周作論ノート――
もくじ→2005-11-03 - caguirofie051103

§6 永遠・ランボー・マラキ書

カトリック作家は決して聖人や詩人ではない。聖人や詩人の目的は ひたすらに神をながめ頌め歌うことにある。けれども カトリック作家は 作家である以上何よりも人間を凝視するのが義務であり この人間凝視の義務を放擲する事はゆるされない。
(既出§2。〈カトリック作家の問題〉)

ところが ここで 《カトリック作家の問題》の問題は 聖人や詩人をも凝視することをふくむことでなければならないでしょう。

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10e nuit d'émeutes dans les banlieues, fermeté du gouvernement

連夜の暴動

PARIS (AFP) - 05/11/2005 23h36 - Des violences urbaines ont enflammé pour la dizième nuit consécutive des cités-ghettos près de Paris et en province, avec une centaine de véhicules brûlés et une dizaine d'interpellations à 22H00.

"Il est trop tôt pour tirer des conclusions" sur une baisse, un maintien ou une hausse du niveau de violence", estimait-on de source policière alors que les appels au calme et les promesses de fermeté du gouvernement se sont multipliés samedi.

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回答した。証拠は書き込めなかった。

1 宗教の本質(1)は 人が群れるということです。一般に集団に共通の観念があるという心理の共同で 不安を鎮めるという効果があるとされます。
2 この点を自らの支配欲を充たすために利用したり 商売にしたりするのは おまけです。
3 ただし 個人の信仰ということもあります。信仰の本質は あとの二つの事項と密接につながっていると考えます。
4 生命の正体(2)は あたかも自然科学の知識のほかに 信仰という動態において捉えられると見ます。そしてそこに真の幸福(3)も 実現すると受け取っています。
5 たとえば 人から《背信と忘恩》をこうむったというとき それでも憎悪を超えて 事態の内容を見つめこれを分析し ひとり立って進むことができるちからは 信仰によって得られる生命であり幸福だと捉えます。(A.Smith)
6 このとき たとえば復讐をなすことができないという能力 これも 幸福な人が得ている生命のちからです。復讐心の起こるのを抑えるというのでは必ずしもなく 仕返しをすることができないという能力 これの湧き上がるのは 人間の生命力だと定義します。これは 信仰によって得られるものであり 得られるなら 人は幸福だと思っています。  

義経

もくじ→2004-12-29 - caguirofie041229
NHK《静よさらば》。
もはや事は決したとの様子。
いや そのことなら 壇ノ浦のあと わかったことである。なにか おかしい。けだるいとも言うような。
なにが再び三たびつづくというのか。
切ないというべきなのか。やはり おかしいと言うべきなのか。
頼朝もそうだが 天皇法皇の制度もおかしい。