caguirofie

哲学いろいろ

ヨリ→イリ→ヨセ???

自然本性に目覚めていない段階 これは ヨリ(憑依)なる原始心性である。アニミスムという。あるいは シャーマニスムとも。


知性が まだ なにごと(《やほよろづ》のものごと)にも依り憑く傾向にある。


この歴史知性そのもの 言いかえると 自然本性としての人間心性に到来するなら これは イリ(入り)の精神=身体だと捉えられる。


このイリなる歴史知性で 人間の生活 人類の社会と歴史は すでにまともに 営まれていく。


しかもここで 派手な種族・アマテラス族は 何を考えたか。


イリなる歴史知性に基づきつつも まだ 昔のヨリ(憑依)なる原始的知性の状態にある人びとを導こうとして 自らの力のもとに かれらをヨセル(寄せる)ことを行なった。


あせって歴史を進もうとするアマテラス族は ヨセなる歴史知性を掲げている。そのほうが カッコいいと思っているからだろうか。

概念を整理する

概念整理 1
  • 《スサノヲ−−−−−−−−アマテラス》 連関主体
    • Susanowo−−−−−−−−−Amaterasu
    • S者・S語(人間語)−−−−−A者・A語・A語概念
    • 身体・感性−−−−−−−−精神(記憶−知解−意志)
    • 《わたくし》−−−−−−−−《おほやけ》
    • 市民(homme/bourgeois)−−公民(citoyen)
    • 社会主体−−−−−−−−−社会科学主体
    • 政治経済主体−−−−−−−政治経済学主体
              • 象徴としての国王・元首はアマテラシテAmaterasité;amatersity;Amaterasität
概念を整理する(2)
  • 《 スサノヲ−−−−−−−−アマテラス 》連関形態
    • スサノヲシャフト−−−−−−アマテラストゥーム
    • Susanowoschaft−−−−−−Amaterasutum
    • S圏−−−−−−−−−−−A圏
    • 市民社会−−−−−−−−−〔狭義の〕社会形態
      • (ソシエテ・スサノヲイストsociété susanowoïste)――国
    • 《まつり》−−−−−−−−−《まつりごと》
    • ヤシロ Yasiro−−−−−−−スーパーヤシロ Superyasiro
    • 自治態勢および生産態勢−−行政府・立法府・司法府
      • ムラ mura;エクレシアecclesia(église)および イエ・キャピタル ihé-capital――国家:イエ・ナシオナルihé national ; 社会形態:キュリアコンkuriakon(church) 
概念を整理する(3)


スサノヲ( S )・・・・・・・アマテラス (   A      )
身体(感性)〔の運動〕・・・精神*1・概念(記憶・・・知解・・・・意志)
                         ↓    ↓     ↓

《S−A》連関の主体・形態

  • S者/S圏
    • 個体・・・・・・・・・・・・・・家族   (秩序・・・・労働・・・・・愛 )
    • 社会主体・・・・・・・・自治態勢(自治組織・・〔生産〕・・共同自治
    • 経済主体・・・・・・・・・・生産態勢(組織・・・生産・・・・・経営)
    • 政治主体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓・・・・・↓・・・・・↓ )
  • A者/A圏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓・・・・・↓・・・・・↓ )
    • 社会科学主体・・・・社会形態(社会組織・・経済活動・・政治)
    • 〃  ・・・・・・・・・・・・(国家*2:司法・・・・・立法・・・・行政) 

Inter-Susanowoismに向けて

スサノヲイスム・インタスサノヲイスムおよびインタムライスムへ向けて

  • スサノヲイスム:自治(個体の自己経営・愛)およびそれを基礎とする社会
    • S圏主導(民主主義)による《S圏−A圏》連関の社会
  • インタスサノヲイスム:愛
  • インタムラ(村)イスム:国境を超えたスサノヲイスト市民社会連合

*1:精神=身体における三一性:《記憶‐知解‐意志》の三行為能力の一体性

*2:社会形態における三権分立:《司法‐立法‐行政》の分立綜合。ちなみに 神の三位一体 :《父 ‐子 ‐聖霊》・・・《人は神の似像である》