caguirofie

哲学いろいろ

もくじ

  1. 夢四夜→本日
  2. どんでん返し→2005-03-01 - caguirofie050301
  3. あたらしい一章へ向けて→2005-03-08 - caguirofie050308
  4. ファースト・キスの物語→2005-03-09 - caguirofie050309
  5. ある反省→2005-03-10 - caguirofie050310
  6. 《甘え》とパウロ2005-03-14 - caguirofie050314
  7. 甘やかす〜左のほほをも→2005-03-15 - caguirofie050315
  8. 夾雑物→2005-03-17 - caguirofie050317
  9. 人生百年の計→2005-03-20 - caguirofie050320
  10. べらぼう話がつづきますが。→2005-03-21 - caguirofie050321
  11. あざむきとは。→2005-03-22 - caguirofie050322
  12. Sartre et Beauvoir?→2005-03-23 - caguirofie050323
  13. ついに統一理論の登場!!→2005-03-24 - caguirofie050324
  14. 統一理論の物語――ポーラの述懐――→2005-03-25 - caguirofie050325
  15. 和解だと思う→2005-03-26 - caguirofie050326
  16. ポールの手記(1)→2005-03-27 - caguirofie050327
  17. ポーラの述懐 第二章→2005-03-29 - caguirofie050329
  18. ポーラの述懐 第三章→2005-03-31 - caguirofie050331
  19. ポールの手記(2)→2005-04-02 - caguirofie050402
  20. ポールの手記(3)→2005-04-04 - caguirofie050404
  21. このあと 《風の歌を聞いた――シンライカンケイ論――》*1の〈第二部 シンライカンケイ論〉*2に継がれる。
  22. おまけ(夢⑥)→2005-05-27 - caguirofie050527
  23. 夢見がつづく(夢⑦)→2005-06-07 - caguirofie050607
  24. さらに夢見がつづく(夢⑧)→2005-06-29 - caguirofie050629
  25. 夢見のごとき・・・(夢⑨):2005-09-03 - caguirofie050903
  26. 久しきぶりぶりの夢(夢⑩):2006-03-21 - caguirofie060321
  27. 大団円――終焉:2006-04-22 - caguirofie060422

夢四夜――①ポーラの訪問(2005/01/10のmemoの再録)

昨夜(二月三日)夢を見た。ヘイポーラ物語。ポーラが我が家を訪れた話。
今は亡き我が父も母も健在であるところへ ポーラがやって来た。なにか違う用事があって わたしの妹かだれかを訪ねて来た。わたしは ふとんの中で寝ている。目を覚ましていた。なぜかまったく隔てのない部屋で 真ん中に立つ柱のみを隔てたところに 机があって(テーブルではなく どういうわけか 教室にあるような机があって) そこにかのじょは坐っていた。(現実の家ではない。床(ゆか)は なにやら土間のようだった。)
どちらも(つまり わたしも かのじょも)互いの存在に気づいている。なにか用事を先にすまそうとしている。わたしは パジャマ姿の半身を起こして かのじょの方を見て けっきょくかのじょも そのわたしの視線にこたえた。
顔をあげると かのじょは まったく変わっていた。必ずしも老けたという変化ではなく 別人の顔であった。それでも 互いに 会釈をする。互いに 分かっているのである。そんな状態・情況が そのまま続いて 夢も途切れたわけではないけれど わたしの目が覚めた。ああ 何年振りかに かのじょの夢を それも ふたりが会うという夢を 見たと思った。
ことばを交わしたように思うが はっきりしない。なにか言おうとして――おそらく 相手の名前を言おうとして―― わたしは ことばが しっかりとは出て来なかった感じである。かのじょは まだ こたえていなかった。
顔は 全体に妙に間延びのしたつくりで 目は はっきりとした大きな目が 大きな低い鼻をはさんで 間に距離をおいて ついていた。口を結んだまま しかも〔わたしのことを〕分かっているという表情を浮かべ こちらを見る。会釈もした。やや 口元がゆるんだ。
このくらいだろうか 記憶は。

  • メモしたのは 二月四日

②ポーラとのデート(2005/02/11にmemoとして記す)

昨夜(二月十日) 再び夢を見た。ごく短い夢。
どこかのバス停留所で ポーラとわたしが 抱擁している場面が いきなり現われた。
人はいなかった。空は 曇っている感じだった。互いに 顔は見ていない。分からない。互いの右頬どうしを合わせて じーっと そのままであった。五分くらいの感覚である。街なかではなく 郊外である。 舗装した広い長い坂道の中腹のようであった。(実際じょう このような場所の記憶*3は ない。)
いつしか 場面は変わって どこか分からないが 何かのイベントの開始を待つ行列の中に かのじょと二人でいた。(こういう経験も 実際にはない。)もちろん大勢の人びとの間にいる。みんなと同じように 地面に坐っていた。今度は 互いに顔を見合わせている。はっきりとはしていない。と同時に 明らかに若いときの顔である。どちらかといえば にこやかである。会話は特にはなかった。そのうち 目が覚めた。

  • なんだか 人に話すには 気持ちが落ち着かないところがあるが 情報と記録が必要と考えた。

③ポーラとのデート#2(2005/02/13記)

昨夜(二月十二日) 三たびの夢。長くない。
抱擁はしていないが いい感じの情景だった。妹が入って来て わたしが そして かのじょが ごめんとあやまる。若いときのかのじょだった。

  • 表では・意識としては 会いたいとも 会いたくないとも 思っていない。のに である。なんでこうなるの!?
  • わたしは 過去のいきさつについて説明が欲しいと思っている。それは 文章でやり取りすればよいと思う。だから 会いたいと思っていない。面と向かって話し聞かせてくれてもよい。だから 会いたくないとは思っていない。

④ポーラの兄(?)現わる!!(2005/02/23記)

一昨夜(二月二十一日) へんてこな短い夢。第四弾である。
ポーラの兄が わたしに これまでの経緯を説明しようとするという場面が出てきた。
場所は 居酒屋ふうの部屋。畳の部屋である。四五人が並んでそれぞれ両側に坐れる幅のある長ひょろい・低いテーブルが いくつか二列に並べられている。
奥の隅のテーブルに壁に向かって 私が坐っていて その向かいに立会人とおぼしき二人がやはり坐っている。幅の狭いひとつの端に ポーラの兄と称する人が立って 何かをわたしたちに 説明しようとしている。まだ何も話は聞いていない。
兄(実際には ポーラに弟一人以外に兄弟はいない)も 話をしようとしているのだが まだ何も話していない。わたしたちも まだ口を開いていない。
と そこへ ビールのグラスを三つ(数が合わない)持って すーっとポーラが現われた。わたしたちの前に一個づつ置いて 兄の横に立って並んだ。ビールそのものは来ていないが 兄は まあ飲みながら話そうと言いたげにしている。
そこで わたしは あっ また 夢を見ていると気づいた。そのことが 兄やポーラに知られると 二人はいやそうな顔をした。
そこで 夢は途切れた。

  • 経緯の説明うんぬんというところは 仕組まれたように思われる。つまり この夢を見るわたし本人によって 仕組まれたのではないかと感じられる。そういう願望があるから。この夢の時間は 短い。ほんの一場面である。

⑤ポーラからの呪縛解ける!?(2005/03/03記)

第五弾は 夢ではなく しかも 吉報である。福音である。
ポーラのデーモン作用が効かなくなったのを感じた。三月一日のことである。詳しくは→2005-03-01 - caguirofie050301

  • 前回・第四弾で 夢の中でわたしが これは夢だと気づいたことに ポーラは いたく嫌がる気持ちと姿勢とを見せた。このことは関係しているように思われる。
  • もくじの中の#22〜#25が 夢のつづきです。

*1:風の歌を聞いた・もくじ→2005-04-07 - caguirofie050407

*2:第二部シンライカンケイ論→2005-04-08 - caguirofie050408

*3:やや似ている所を思い出した。津市の郊外にある大きな文化会館を兼ねた県立図書館へ津駅のひとつ手前の駅で降りて歩いて行く途中にそのような坂道がある。ただし 二人で行ったことはない。2005・03・06記