DÉFINITIONS
- Participation, entente secrète, intelligence non avouée en vue d'une action ; complicité : Agir de connivence avec quelqu'un.
・ なべ(鍋) < な(肴・菜)‐へ(瓮)
nom féminin
(bas latin coniventia, de conivere, laisser faire)
1. ようやく地の上に姿を現わしたヒトは この世界に・そしてそのさ
らに広い世界に 《なにものか》を見つけたと思った。
2. たとえば 空に起きる放電現象。そういった自然の驚異と呼べるモ
ノ・コトをつうじて 《なぞ》の何ものかを見たように思う。
3. のちに《神鳴り》と呼んだ現象。これによって打たれるとヒトは神
隠しに遭ってしまう。また 《稲妻や稲光そして稲つるび》と呼んだよう
に 食糧となるその草に実を成らせてくれる。とも捉えた。
4. つまりこの時点で ヒトにとってものごとの《良し悪し》が捉えら
れてゆく。《あしき神 と よき神》と。
4-1. すでにナゾの何ものかを《普遍神》と呼ぶとすれば これが属
性や要素・要因に分けられ その潜在的なチカラとしていくつかの可能性
が捉えられた。
5. つまり 初めのナゾの何ものかは そのもの自体に《良し悪し》を
ふくんでいると捉えられた。そこからヒトは 言葉によって分けたそのど
ちらか一方をえらび取った。
5-1. こうして 言わば対称性がやぶられたことになる。要素ごとの
可能性がしぼられてゆく。散逸してゆく。