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哲学いろいろ

林美子:財務次官問題と「寝てでもネタを取れ」の残酷

2018年04月23日 17時35分
女性記者数がはるかに増えた現在でも、女性記者の取材のしにくさは
ちっとも変わらない。

https://www.huffingtonpost.jp/hayashi-yoshiko/sexual-harassment-20180423_a_23417740/?utm_hp_ref=jp-homepage

ねむりねこ 2018/05/08 15:35

◇ こんばんは。

▲ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実は私も、若い時、先輩の男性記者に「取材先と寝てでもネタを取ってこい」
と言われたことがある。
(中略)
この人にとって、女性(おそらく男性も含め)の尊厳など無価値であり、女
性記者の取材には男性記者が感じない困難がつきまとうことなどとどうでも
いいことなのだと、はっきりと理解し、私は彼に対して絶望した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇ 先輩の「取材先と寝てでもネタを取ってこい」という発言は、あえて刺
激的で極端な例をあげることによって、記者としての心構えを説いたものだ
と思いますがね。
◇ これはレトリックであり、これを言葉通りの意味で捉えるのはどうかと
思いますが(笑)。
☆ たぶん 《 # MeToo 》派の人びとにとっては ことば自体が・ことば
だけでも アウトなのでしょうね。《首相案件》とあれば 自動的に 独善
的な関与があったことになる。


▲ 私自身は新聞記者時代、何度も夜討ち朝駆けをしたが・・・
◇ たとえ公人であっても、取材される側にだって、プライバシーや人権と
いうものがありますよ。


◇ 自分は、「夜討ち」や「朝駆け」という相手の人権を踏みにじるような
非人道的かつ非常識な手段をとっておきながら、「女性(おそらく男性も含
め)の尊厳」という言葉をよく吐けるものですね。

☆ ハラスメントにはならないという通念があると思い込んでいるものと思
われます。


☆ しかし 若い女性が 夜討ち朝駆けをやるんですね。その点は おどろ
きでしたし 感心しておきます。



◇ しかも「何度も夜討ち朝駆けをした」と誇らしく語っているところを見
ると、この(女性)記者は、「人を人と思わない」ような著しい人権侵害を、
自らが犯していることに気がついていないようです。
☆ けっきょく セクハラ問題にしても 世間の通念となり常識となった場
合には 思考停止するか その常識に従って機械的に行動する。のかも。



◇ 私は、ただただ、マスコミ関係者の思い上がりと傍若無人さに呆れるば
かりです。
☆ ですから 告発するにしても 手続きというものがある。と思うんです。

☆ けっきょく 被害者を名乗るひと本人は このセクハラ問題では 公共
の場に出なくてよいし 話の一部始終を公開しなくても――その場で《こと
ばがあった》というだけで―― 《被害者》のうったえは 通るということ
なのでしょうか。


☆ たぶん 世界的にそう成りつつあるから そのやり方が《ただしい》と
いうことになっているのでしょう。――でも マスコミ関係者の全部が そ
ちらへ靡いてしまったんでしょうか。



◇ 経団連の会長、ならびに、私も「適切な取材方法」という言葉を使いま
したが、この適切な取材方法という言葉には、マスコミ関係者が当たり前の
ように行っている、こうした非常識な取材方法も含まれるんですが・・・。
☆ ナラハシになっていれば 慣習法だという考え方もあるでしょうね。

☆ 一対一での酒の席での場は 《夜のサシ飲み》と言うんだそうですよ。



◇ 自分の権利を声高に主張するときには、相手の権利も尊重しないとダメ
だと思うんですよ。
☆ それが ハラスメントの問題になると 弁護士(女性)らの見解でも 
態度がデカくなりますね。


☆ 録音テープは セクハラが始まったときから 取材活動とは別であると
いう論理で 攻めて来ています。取材の相手の許可を得る必要は――そのセ
クハラおやぢの人権を擁護する必要は――ないと。



◇ マスコミに長く関わると、こうした当たり前の感覚、権利意識が麻痺し
たり、失われてしまうんですかね〜(笑)。
☆ かなりの権力めいたチカラが持てているんでしょうか。

☆ あっ。例の夜のサシ飲みを 4月4日におこなったときまで 一年間は 
それまでのセクハラがひどかったというので やめていたんですよね。そう
いう素朴なところもあるようなんですが。