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哲学いろいろ

ネットにあふれる怨嗟の声 中国と習近平の「悪循環」が止まらない

経済失政、戸籍差別、権力闘争…2016年、何が起きてもおかしくない
現代ビジネス 12月28日(月)6時1分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151228-00047138-gendaibiz-cn
1「新常態を認識し、適応し、導いて行かねばならない」
2製造業は生産過剰状態に陥っているが…
3中国の「袖の下」文化は健在

 習近平主席は戸籍制度改革を唱えているが、これには二つの側面がある。一つは都市戸籍農村戸籍の「人種差別」を撤廃することで、もう一つは一人っ子政策を廃止して、来たる少子高齢化時代に備えることである。

 だが、「人種差別」を廃止したら、農村はますます荒廃し、都市部はますますパンク状態に陥るのが見えている。また、一人っ子政策は2年前の「3中全会」で廃止を謳ったが、それでもこの不況と最悪の環境下で、二人目を産もうとする夫婦は少ない。

もう一人、北京でこの年末に念願のレストランを開店させた友人の例を挙げよう。彼は不況で潰れたあるレストランの権利を買い取ったのだが、厨房が狭かったので少し広げることにした。そうしたらそこに、北京市の商務局、消防局、環境保護局、衛生局などが目をつけ、これらの役所の許可証を取るのに、計60万元(約1,200万円)もの賄賂を払わされたというのだ。

彼はこうぼやいた。

 「習近平主席は3年前に、『トラ(幹部)もハエ(小役人)も同時に叩く』と宣言し、徹底した腐敗撲滅運動を始めたが、実際に叩いたのはトラだけだった。むしろ小バエは、以前よりも激しくタカってくるようになった。何たって役人たちも生活貧窮の折、生きるのに必死だからね」

4 中央都市工作会議の最中に…
深圳で、土砂崩れ大事故が発生したのだ。
5 習近平総書記の「腐敗撲滅運動」とは
習近平vs胡春華の権力闘争
6 深圳の事故は誰による「人災」なのか

「北京で重要な中央都市工作会議を開いている最中に、広東省はいったい何をやっているのだ!」と叱責されることは、胡春華にとって、大きな「失点」となる。

『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く』
著者=馬渕睦夫
(悟空出版、税込み972円)

2 Peter 2:4, "For if God did not spare angels when they sinned, but cast them into hell and committed them to chains of gloomy darkness to be kept until the judgment ..."