caguirofie

哲学いろいろ

優しき律動(裸の電車が・・・)

優しき律動(裸の電車が・・・)


ひと言も理解
できないはずなのに
鍵盤がピアニストをたたき出すように
陰影が点描画を奏でている
のではないだろうか
明日も同じだろうか
ひと山の風が吹いて
旋律が揺れる
小さな波にそっと触れる
慰めは遠心力に吹き飛ばされる
絶対の音符がみえるようだ
五本の軌道に乗って
裸の電車が進み入る
蝶のように嘘のように