#88
もくじ→2005-05-13 - caguirofie050513
第二部 唯物史観への批判
第七章 理論としてのキリスト史観(3――前提をさらに理論化したものを さらに愛する 言いかえると 愛からの理論)
第五節a 愛の勝利としてのインタムライスム
理論の基本的な事項を 前節以降はまとめると言いましたが 箇条としてのようにはこれ行ないません。新しい視点の提出のうちに これまでの理論を総括したいと思います。
ここでは 前節に引用したパウロの文章から 次の一節についてさらに見てみます。つまりその最後の一文です。
貢ぎを納めるべき人には貢ぎを納め 税を納めるべき人には税を払い 恐るべき人は恐れ敬うべき人は敬いなさい。
(ローマ書13:7)