caguirofie

哲学いろいろ

#38

――やしろ資本のおもろ――
もくじ→2006-09-17 - caguirofie060917

付録 オホタタネコ・デモクラシの歴史的な展開

一 三つの展開例

オホタタネコ(意富多多泥古・大田田根子)は オホ・タタ・ネコであり 大タタ根子であるとわたしたちは考えている。
タタははっきりとは 分からない。鉄の生産にかんけいするタタラであると考えると アダム(男・人)・スミス(鍛冶)と比較されて おもしろい。田田であるのかも知れない。ネコの根は ネの国のネ 木の根のネで また 大地を表わすナ(満州語 na =土・土地。なゐ=土居 / なゐふる=土震など)の転という見方を 定説としている。根子は 日子との対称概念であったかも知れないし 根子が発展して日子と呼ばれたのかも知れない。オキナワでの《根神・根人》(マキョ・一族の)と 按司(間切・ムラの)および按司添い=王(くにやしろの)がそう呼ばれたところの《テダ(太陽・日)・テダ子・テダが末》とが 関係するように。

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