caguirofie

哲学いろいろ

#20

もくじ→2006-08-13 - caguirofie060813

《シントイスム‐クリスチア二スム》連関(神神習合)について――梅原古代学の方法への批判――(その五)

《したがって 今でも存在しない三一性(たとえば 真理の坑道の限界を超えてあるであろうとする 演出されたカミの三一性)は カミの似像ではないであろう。また あの時(カミ直視の第二の栄光のとき)存在しないであろう三一性(信仰という信仰 または不信仰・無信仰という信仰)も カミの似像(ヤシロそのもの)ではない。しかし》――しかし―― われわれの誇る弱さに翼が生えて アマテラス界へとアマガケリすることのないようにと 《しかし
人間の魂 すなわち理性的あるいは知解的な魂においてこそ その不可死性に不可死的に植えつけられたカミ(創造主)の似像は見出されなければならない》とつづけて論じられている(14:4)。

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