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ヤマシサ反応の問題ではないのですか？

良心の為せるわざだと思われるのですが　何かを思ったりそれを
実行しようとしたりしたときには　いや　これは間違っているか
も知れないと知らせる胸の動悸などが起こり　やましさを感じる
ことがあります。

ここで理性は　二通りの反応を見せます。第一次には　むろんこ
のヤマシサ反応の認識であり　そのことの当否について考えます。

第二次には　第一次で感性（←良心）の反応についてそのとおり
だと認識したときには　その内容を重んじ従うか　それとも　そ
れでもヤマシサを押して逆らうかを決めます。

何をどう成すかを決めるのは　実際には――触れておられるよう
に――じつは　意志です。

問題は　ここで　もし：
★　理性の誘惑
☆　があるとしたら　それは《いやいや　ヤマシサ反応にさから
うことにも　一理あるのだ》とか　さらには《いやいや　そうぢ
ゃない。