哲学の方法論ないし分野の分類
世界認識の座標をつくることが 方法であると言いました。
たとえばその座標――準拠枠(フレーム・オブ・レファレンス)――は 次のご
とくであり それに応じて 分野が定まる。
準拠枠(または パラダイムとも言う)が定まっていれば 分野は 分業しつつ
互いに協業していることが 明らかとなっている。
○ ひとは カミの似像である 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
――ひとと社会の成り立ちについての図式的理解――・・・・・・・・・・: 哲学の分野
光のたとえ・・・・・・・光(光源・・・・・・発耀・・・明るさ・暖かさ)
三位一体なる神・・・・・神(父なる神・・・子なる神・・・・聖霊なる神): 神学
↓ ↓ ↓ ↓ : 神論
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スサノヲ市民( S )・・・アマテラス公民( A )
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↓ ↓ ↓ ↓ : 信仰論
身体〔の運動〕・・・・・精神(記憶・・・・・・知解・・・・・意志 ): 人間論・存在論
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[S者/S圏]
個体・・・・・・・・・・家族(秩序・・・・・・労働・・・・・・愛 ): 人間学
社会主体・・・・・・・・自治態勢(自治組織・・〔生産〕・・共同自治) : 市民社会論;共同自治論
経済主体・・・・・・・・生産態勢(組織・・・・・生産・・・・経営 ) : 生産態勢論;経営学
政治主体・・・・・・・・↓ ・・・↓・・・・・・↓・・・・・・↓
[A者/A圏] ・・・・・・ ↓・・・ ↓・・・・・・↓・・・・・・↓
社会科学主体・・・・・社会形態(社会組織・・・経済活動・・・政治 ) : 法学・経済学・政治学
〃・・・・・・・・・(国 家: 司法・・・・立法・・・・・行政 ) : 法律論・広義の共同自治論
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☆ たとえば 共同自治・経営・政治は それぞれ愛の哲学である。
経済学は 一般に 政治経済学としてある。
法学は 人間学あるいは神論に基礎を置くはずである。