caguirofie

哲学いろいろ

日本人であること

  • 小説《夏安居》を書き終えた。四百字詰62枚。
  • 《〈信じる〉とは 信じさせることである》(アウグスティヌスからだが 出典は検索中)という議論――いや ひとつの命題――について ひとは ほとんど 考慮しない。自分は無宗教だという場合が多い日本人は――むろん いろんな風に論じられてきたのだが―― 他人の主観に対して 意識的な問いかけは しないことを むしろ各々の信仰としているかのごとくである。
  • [愛]のカテゴリと[社会]のそれとを総合した分野で その視点としてだけでも 基礎の理論を整理することができればと考えてきた。今後も続けるのだけれど このひと月ばかり なぜ 詩だとか小説を載せようとしたのだろう。いま振り返ると ややはっきりしないところがある。思想が固まる前に書いたものばかりである。