caguirofie

哲学いろいろ

#41

もくじ→2007-04-16 - caguirofie070416

第十四章b 補論――遅れたインタメッツォ――

もう少し議論を継ぐようにとのクレームがついたので さらにつづることにします。引用に頼るかたちなのですが。

《原始の光》と《原始の粒子》のもつ対称性が

一部ではあるが崩れはじめるにつれ 《原始の光》や《原始の粒子》間の相互作用も普遍性を失いはじめます。
宇宙誕生の初期(1の-44乗秒くらいから10の-36乗秒くらいまでの間)には 大統一された一つの相互作用しかなく すべての粒子は同じ強さで反応しあっていたのです。それが 10の28乗度でおこった相転移のために 現在私たちが見る強い相互作用 電磁相互作用 弱い相互作用の三つに分化したと考えられます。この相互作用の強さや性質は 相互作用を媒介する粒子の質量や内部自由度によって定まるのです。

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