caguirofie

哲学いろいろ

#37

もくじ→2007-04-16 - caguirofie070416

第十三章c ふたたび 国家の問題

推測によると まづ最初に《光》がありました。それも現在知られている光だけではなく数多くの種類 少なくとも二四種類 ある説では四五種類 他の説ではそれ以上の種類の《光》であったと思われます。ここで《光》と呼ぶものは 私たちの知っている光と同様に スピンとして呼ばれる自転に似た量を一単位もち 光速度で飛び回る質量のない粒子ですが 若干異なるところもあります。
それは一つの《光》量子が二つの異種の《光》量子に分裂したり 逆に二つの異種の《光》量子がくっつきあって別の《光》量子になることができた点です。現在残っている光はただ一種類しかないため このような反応はおこりません。以後宇宙の初めにあった《光》を 《原始の光》と呼び 今日の光と区別することにします。

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