caguirofie

哲学いろいろ

#20

もくじ→2007-04-16 - caguirofie070416

第七章b さらに歴史を隠れたところで点検しこれを明るみに出す――聖徳太子のこと――

次のうたの評価をなそうとしている。

    上宮の聖徳太子(しゃうとこのみこ) 竹原井(たかはらのゐ)に出遊(いでま)しし時 龍田山の死(みまか)れる人を見て悲傷(かなし)びて作りましし御歌一首


家にあらば妹が手まかむ 草枕 旅に臥(こや)せるこの旅人あはれ
家有者 妹之手将纒 草枕 客尓臥有 此旅人可怜
万葉集 巻三・415番。可怜=あはれの可は りっしん弁がつきます。)

すでに次のようにも述べていた。

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