caguirofie

哲学いろいろ

もくじ→2005-02-06 - caguirofie050206

サルトルとボヴワール?

ポーラは いつぞや サルトルとボヴワールの関係がいいわねと もらしたことがある。藪から棒でもあったが わたしの趣味ではないので とりあわなかった。これが いけなかったかとの省察がある。
ただし その頃からは わたしは受け身であって なにかこちらから要求することはなにもなかった。なにかを申し出るなどということは なかった。だから 上の一言を取り合わなかったとしても それを排除しようとしたことにはならない。(むしろ わたしのほうが 排除されていつつあったのだ。)
もっと強く話しを進めてくれればよかったという問題でもなく 価値観がかみ合わないと早くからわかっていたんだなぁと思う。そのことをもっと真剣にあつかっていけばよかった。

第二考

いや やはり この上の反省は ポーラの場合には 成り立たない。価値観がちがうも何も 話がつづかなかったのだから――それでも 機嫌伺いで声をかけたときには 《デート》に応じたというのだから そしてわたしは その過程を経なければ たとえ別れるにしても あたらしいページは開かれないと考えていたのだから―― ふと なにげなく大事なことをもらされても 対処法がなかった。

続きを読む