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哲学いろいろ

ロシア語は 世界=平和

ミール [1] 【ロシア mir】

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB


ロシアの農村共同体。
農民の自治組織としての機能を有し,納税の連帯責任,耕地の割替,森林・牧草地の共同利用などが行われた。

世界大百科事典 第2版の解説:ミール【mir】

https://kotobank.jp/word/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB-139909


ロシアの農村共同体のことで,オプシチナobshchinaとも,オプシチェストボobshchestvoともいう。
ロシアでも古くは血縁的共同体が存在していたが,階級社会の成立とともに地縁的農村共同体に発展した。
古代ルーシ時代にはベルフィverv’と呼ばれていた。
近代ロシアのミールの起源については,ミールを原始的・古代的共同体の遺制とみなす連続説をとる学者と,近代になってツァーリズムが創出したとみなす断続説をとる学者がいる。

トルストイは、

ロシア人の中にある民族的一体感、世界との一体感、宇宙との一体感を「戦争と平和」の最後近くでこう描いている。
http://kivitasu.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-fba1.html


  主人公ピエールは、不思議な夢を見る。昔の地理の先生が立っていて、かたわらには
 ゆらゆら揺れ動いて、大きさも定まらない地球儀がある。その表面は水滴からできていて、
 水滴は動き回り、まざったり、一つにとけあったり、一つがいくつにも分かれたりしてい
 る。そして、それぞれの水滴ができるだけ大きな空間を占めようと一生懸命になっている。
  「ほら、これが生きるということだ」と、先生がピエールに言う。「まんなかに神さま
 がいて、一つ一つの生が思い思い精いっぱい生きて、その総和が世界の調和をかたちづく
 るという、明るくおおらかな世界観の表現だ。


ロシアの伝統的農村共同体オプシチナ(Obshchina) 、ミール(Mir)・・・。
大自然と共に生きる中に宇宙と一体化するすばらしい世界観があるのではないか。
残念ながら、このロシア民族の根底にある世界観は花開いていないようである。
このため、ロシアはしばしば統制社会へ逆戻りしようとして世界を困惑に陥れているように感じる。


「ミール」はロシアの共同性を象徴する言葉

http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11902959496.html


ロシア語で世界、平和、村落共同体を示す言葉です。
宇宙ステーションもミール、プーチン秋田県知事に贈った猫の名前もミールと、ロシア人が非常に 好んで使います。
民衆の意識に深く刻印されている言葉=世界観であり、争いのない共同体の生活が平和(ミール)であり、その共同体が広がったのが世界 (ミール)というわけです。
好戦的?なロシアのイメージとは異なる、ロシア人の本源性がうかがえます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB

ミール(露: Мир)は

ソビエト連邦によって、1986年2月19日に打ち上げられ、2001年3月23日まで使われた宇宙ステーションである。
ミールという名前は、ロシア語で「平和」「世界」を意味する。

世界平和は ミール ミーラ

 мир мира ( mir mira ): peace world-of

【Q:困ってます!!ロシア語の意味を教えてください。】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2646659.html