caguirofie

哲学いろいろ

共時言語

ガリマール社から刊行されたソシュール『一般言語学著作』( Ferdinand de Sassure, Ecrits de linguistique générale, établis et édités par Simon Bouquet et Rudolf Engler avec collaboration d'Antoinette Weil, Gallimard, 2002 ) に採録されたソシュールの自筆草稿を独自に校訂・訳出し 概要 訳注 改題 コンコルダンスを付したもの

ソシュールが共時言語学の方法論的優位を繰り返し述べながらそれを確信するには至らなかったことは 晩年の一九〇九年一月十九日に学生のリードランジェに次のように語っていることからも十分に窺われよう。

通時言語学から始めなければならないでしょう。共時的なものはそれ自体のために別個に扱われるべきです。しかし通時的なものとの絶えざる対立がなければ なんの成果にも至りません。

晩年のソシュールにおいても共時言語学の優位は必ずしも自明ではなかったのである。
(フェルディナン・ド・ソシュール 「一般言語学」 著作集 ? 自筆草稿『言語の科学』( Manuscripts autographiques: 《 Science du Langage 》)2013 松澤和宏校注・訳 校注・訳者解題 四 共時 / 通時の識別と差異 p.565 )

é   右下の「め」のキー
à, è, ù 右側にある「け」を押してから各母音字のキーを押す
â, ê, î, ô, û 「@」のキーを押してから各母音jのキーを押す
ë, ï, ü 「シフト」+「 [ 」のキーを押した後、各母音字を押す
  ç (小文字) 「 [ 」のキーを押してから「c」のキーを押す
  Ç (大文字)