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1. 古語に長母音はなかった。つまり長く伸ばすことはあっても 短母音と文法的に意味の違いを表わすことはなかった。と捉えられている。
1−1. 促音便はあったらしい。おしさか(押坂・忍坂)osisaka > おっさか ossaka ⇒ おっさか‐部(べ)(ベの民)=おさか osaka‐べ(刑部)。
2. 長短の母音が意味上の違いを表わす言語(いま タミル語ですが)において モーラないし拍を別として音節数でいわゆる節をととのえるときには 長短の違いを問わなかった。のだろうか?
2−1. もし問わなかったとしたら 基本的に五七調だとまづ言える。
2−2. そのとき では 音楽としての四拍子なのか。三拍子なのか。いったいどういう拍子として捉えればよいか?
3. あとは ウタを音楽につくり音楽として扱うその以前において ふつうの生活の中でウタッた場合――歌垣のように求愛の言葉としてウタった場合―― 端的に言って 五拍の語句を言ったあと 三拍の休止を入れるだろうか? この問いに集中すると考えられる。
3−1. ニつのモーラを一組として一拍を成すという音韻としての表現傾向が納得が行ったとしても 二拍(4モーラ)か四拍(8モーラ)のまとまりは自然だとして 三拍(6モーラ)は 簡単に納得行かないように思う。
3−2. 三拍(6モーラ)は いま問題としていることとして 三拍(5音節+1休止=6モーラ)のことを言っている。
3−3. だから それは 《つねに》 四拍(5音節+3休止=8モーラ)としての四拍子になるのだというのは にわかに納得行かないように思う。
3−4. おそらくそのように成るのは すでに音楽として扱う段階においてなのだと思う。それ以前の生活の場で果たして そうなるのか? 休止は 1モーラとして取られるのは分かるが 3モーラ分を《つねに》取るとは ちょっと考えられないでいる。
3−5. ◆(回答№21) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
No.19の動画の曲水の宴でも、拍節的な音楽ではありませんので、西洋音楽でいう四拍子ではありませんが、ニシラブル一組で
|たーー|わーー|がきー|の××|
|しずー|けさー|のなー|かーー|
という詠み方で、五、七、ともに全体の時間の長さが同じになっています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆ というこのくだり〔だけ〕については 音楽扱いということではないかと憶測するのです。つまり ほかのところでは 必ずしもそのようには成っていない。と見受けられますから。
4. おまけです。タミル語がいかに日本語に似ているかを示す文法事項の一例です。
○ Yuka - se - rare - tara - mu - ka
行か せ られ たら む か
(動態用言 / 補充用言‐同左‐同左‐同左 / 反定法活用 )
(不定法 / 使役法 - 自然想定法‐完了法‐推量法 / 疑問法 )
(動詞 / 助動詞‐同左‐同左‐同左 / 終助詞 )
(未然形 / 使役‐受け身‐完了・持続‐推量 / 質疑 )
○ Nata - tta - ppat - tat - um - kolloo
行か せ られ たら む か
( verb / verbal suffix・・・・・/ particle )
(―― / transitive - passive - tense - supposition / question )
(大野晋:『日本語の形成』2000 p.649 )
☆ タミル語にかんして 英語でおしえるときに用いる術語を記してある。
natural 2015/02/27 19:12
こんばんは、ぶらじゅろーぬさん。
なぜ4拍子がこれほど受け入れられるのか、
そのへんの人を捕まえて訊いてみたい気もする。
わたしは3拍子とか5拍子とか11拍子が
曲の途中にさりげなく入っていると
よろこびます。
とりあえずこれ聴いて
5拍子に乗ってみてください。
先日の同朋大のコンサートも、
7拍子が素敵で、よろこびました。
natural 2015/02/27 19:14
「これ」を忘れてた。(^_^;)
https://www.youtube.com/watch?v=PHdU5sHigYQ
5拍子です。
bragelone
じつは 四拍子と三拍子のほかは よく分かっていません。手さぐりで議論をしています。
高校のときにはもっと知っていたと思うのだけれど。
五拍づつ繰り返されると思ってよいわけですよね。