caguirofie

哲学いろいろ


虚数なる想像の世界

  1. 人間存在は 自己表現である。
  2. その文体として 動態である。
  3. この文体は 複素数のすがたを取る。
  4. 実数部と虚数部とから成る。
  5. 実数部とは 互いにその自己表現の内容を批判しあう行為である。
  6. 虚数部とは 互いの批判(つまり同感をふくむ)を成さない場合の自己表現だ。
  7. 虚数部による単独分立は 自己放棄である。自己表現の放棄である。
  8. それはわづかに 《いま・そこにいる》というわたしの現存在性によってのみ 現実にとどまっている。
  9. 虚数部による単独運転は 交通違反である。互いのベクトルは直交し 協働の成果はゼロとなる。
  10. 虚数部人間は 放っておくより仕方がない。人間以前の状態にある人間である。






Q&Aのもくじ:2011-03-26 - caguirofie