caguirofie

哲学いろいろ

S と R の話(2)

/ s / :指定相・肯定相 // 再言・起動・人為・使役相

/ r / :自然想定相・自然生成相(自発相)

  • sö そ(其): s が ものごとを一般的に指定している。
    • sö-re そ其)-れ:レは  r が 親愛称。自然想定や自然生成から来ると見る。
    • sö-re-ra それ-ら:ラも r が親愛称。のち 複数相として用いられる。
    • sö-ra そら(→ほら。つまり s ∽ h )。 r で親愛の相を添えて s で指定している。
  • su / si す / し:動態としても一般的な指定をおこなう。⇒為(す)。
  • ‐su-ru する:古語のスに 自然生成相の r を添えて用いるようになった。もともと 条件法(已然形)に su-re すれという活用形をつくっていた。
  • si し:さまを表わす状態用言(形容詞)の存続法(終止形)に用いられる。
    • sösö-ka-si そそかし=そそっかしい。せかせかとしているさま。