caguirofie

哲学いろいろ

psalmos 1:1

ashrei-ha-ish

asher  lo'  halak  ba-'asat  rasha'im

u-be-derek  hatta'im  lo'  'amad

u-be-mosab  lesim  lo'  yasab.

(旧約聖書 詩篇 (岩波文庫 青 802-1) 1:1;cf.第二章;alphabetの補助記号は捨てています。)

Happy-〔is〕-the-man

who  not  walks  in-〔the〕-counsel 〔of〕 the wicked

and-in-〔the〕-way 〔of〕the sinners  not  stands

and-in-〔the〕-seat 〔of〕the scornful  not   sits.

(逐語英訳。〔 〕内は原文に文字としてない語。)

 もし和歌が五七調の定型詩であるならば このダヴィデの詩篇〔と言われる〕も このように十分に 一定の形式を備えている。なかでも 音韻(a/i/sh/r/・・・)の反復によって 軽快な調子をかもし出しており むしろ遊びをまじえている。

アシュレィ ハ イッシュ

アシェル ロー ハーラフ バアツァット レシャイーム

・・・

このことをまず 捉えるべきである。 語呂がいい。これが 自己還帰にかんする表現の形式にかかわるものと思われる。

 そしてこのあと 《主》との関係が表現される。つまりこの詩篇・第一編第一節は いわば水平的な人間関係の世界であり わが万葉集のうたなどと 変わりない。つづく第二節で ある種の仕方で 様相が変わる。

ki  im  be-torat  Yahweh  heps-o

u-be-torat-o  yehggeh  yomam  wa-laylah

(旧約聖書 詩篇 (岩波文庫 青 802-1) 1:2;cf.第二章)

for  if  in-〔the〕-law 〔of〕Yahweh 〔is〕 delight-his

and-in-law-His  he-meditates  day  and-night.