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哲学いろいろ

NHK 世界ふれあい街歩き:ブダペスト

 ペスト編

ハンガリーの首都ブダペストは、ブダとペスト2つの街を合わせた名前。ドナウ川の東のペストは、ハプスブルグ王朝の皇后が愛した街だ。

美しい曲線のアールヌーボー建築、鉄とガラスの調和した市場、どこも19世紀末の最先端技術を備えている。道に沿った建物に入ると、雑貨店の主が思わぬ歴史を教えてくれたり、頑固な靴の修理の職人さんに出会ったり…。世紀末の美しい建物と、誇り高き言葉で街を語る人たちと出会う旅。

ドナウ川をはさむブダとペスト、2つの街が一つになったブダペスト。冬空を支えるかのように王宮が建つブダの丘を歩く。丘の尾根づたいに歩くと静かな住宅街。ふと物音に見上げると煙突そうじの人が冬支度。中庭では落ち葉の景色が大好きという婦人に出会う。公園の池には青々としたハスの葉。その理由は…。(温泉)。ドナウのほとりに戻った午後3時半には、もう建物にイルミネーションがともり、川面(かわも)に映る。夜景を満喫した。