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哲学いろいろ

NHK 世界ふれあい街歩き:Granada

グラナダ  〜スペイン〜

アランブラ宮殿を眺めながらの街歩き−

丘の上に立つグラナダのシンボル、アランブラ宮殿。

今回の街歩きの舞台は、宮殿がある丘と谷を挟んで向き合うようにある丘、アルバイシンです。


そこを目指して歩き始めたら、まず出会ったのがなんと、ペダルをこいで動かす手作りの人力回転木馬。それをやっているおじさんにうかがうと、もともとは自分の子供を喜ばそうと作ったのですが、いまは成長したため、街の子供たちに楽しんでもらおうとやっているのだそうです。無邪気に遊ぶこどもたちに旅の気分が盛り上がりました。



また広場では道いっぱいに広げられた花や植木に出会いました。グラナダでのお勧めはレモンやキンカン、オレンジなどの柑橘類の小さな植木鉢だそう。グラナダの人々の温かい人柄や日々の暮らしを感じることができました。




そしてアルバイシンの丘の入り口、ヌエバ広場から一気に丘を登り始めました。ごつごつとした石畳、急勾配の狭い階段を抜けるとにぎやかな商店街があったり、丘の途中では、カルメンと呼ばれる果樹園や噴水を持った美しい庭を見せていただきました。



アルバイシンの丘をさらに進むと、丘を囲む城壁の外でサボテン畑に遭遇、洞窟を利用した家に住むロマの人々に出会い、その暮らしを見せていただきました。



丘をのぼっていると、途中途中でアランブラ宮殿を眺めることができます。その美しさに心惹かれ、また街の人々が、いかにアランブラ宮殿を愛し、誇りを持っているかも実感させられた街歩きでした。